IIJのブランディング施策を支えるTECH+のサポート力 主催オンラインイベントをワンストップで支援

サービス
イベント
社名
株式会社インターネットイニシアティブ
規模
100〜500名
業種
SIer

株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は、情報システム部門の担当者を支援する「IIJ 情シスBoost-up Project」(以下、Boost-up Project)を通じ、知識向上や課題解決を後押ししている。学習動画や調査レポートに加え、有識者を招いたセミナーやトークセッションを展開し、情シスのモチベーションを高めるとともに、IIJの姿勢を示す取り組みだ。

この取り組みのなかで実施されているオンラインイベント「モチベートセミナー」と「トークセッション」において、TECH+はゲスト講演者のアサインや集客、参加者対応や配信といった運営全般を支援。両者の協業により、ブランディング向上を目指す活動を行っている。

 

「IIJ 情シスBoost-up Project」とは

IIJが2023年から実施しているBoost-up Project。これは、情報システム部門で働く人の知識向上や課題解決、モチベーションアップを支援する総合プログラムだ。情シスの課題をテーマにした動画をはじめ、独自のアンケートや調査レポートなど、さまざまなコンテンツを公開するほか、イベントや勉強会も多数開催している。

IIJ_002   IIJ 情シスBoost-up ProjectのHP

プロジェクトを担当するIIJ マーケティング統括本部 サービスプロダクト推進本部 コミュニケーションデザイン室 室長の向平 友治 氏は、立ち上げの経緯と目的について次のように語る。

「きっかけは、動画配信サービスなどで、広告が表示されない有料プランが登場したことです。改めて、広告は“お金を払ってまで見たくないもの”だと気づき、それに対応しなければならないと感じていました。こちらが売りたいものや見せたいものだけを訴求するのには限界があり、ターゲットが望む情報を提供し、その結果として発信者を知ってもらう活動が必要だと考えたのです。商談につなげるための前段階として、まずはIIJを知ってもらい、良い印象を持ってもらう。つまり、“第一想起”される存在になるための取り組みであり、マーケティングにおいてはブランディングを行うものとしてスタートしました」(向平 氏)

IIJ_003株式会社インターネットイニシアティブ
マーケティング統括本部 サービスプロダクト推進本部 コミュニケーションデザイン室
室長 向平 友治 氏

運営課題の解消を求めTECH+を選定

Boost-up Projectのなかでも特に評判が高いコンテンツが、有識者を招いた講演を行う「モチベートセミナー」と、企業の情シス部門で活躍するキーマンを招き、キャリアや経営・IT戦略、役割・立ち位置などをテーマに参加者とのディスカッションを行う「トークセッション」だ。これらのプログラムを実施するうえで、いくつかの課題があったと向平 氏はいい、その一つが集客だったという。

「特にモチベートセミナーは、ある程度の人数を集めたいという思いがありました。著名な有識者の方に登壇いただくため、自社のハウスリストからだけでなく、幅広く集客できる術を探していました」(向平 氏)

さらに、講演者のアサインと当日の運営も課題となっており、IIJ マーケティング統括本部 サービスプロダクト推進本部 コミュニケーションデザイン室 兼 マーケティング本部 イノベーションセンターの金子 仁美 氏は次のように話す。

「有識者の方や企業のCIOクラスの方にご登壇をお願いする際、直接お声がけをすることもありますが、私たちではつながりが持てていない方の場合、メディアの方などにお願いさせていただく方が実現しやすいケースも多くあります。また、運営についても同様で、ランディングページの制作や視聴URLのご案内など、開催当日までにあるいくつもの工程をスムーズに行わなければなりません。プロジェクトを立ち上げた当初はチームメンバーも2名だけだったこともあり、こうした工程をしっかりと進めていただけるパートナーを必要としていました」(金子 氏)

IIJ_004
株式会社インターネットイニシアティブ
マーケティング統括本部
サービスプロダクト推進本部 コミュニケーションデザイン室
兼 マーケティング本部 イノベーションセンター
金子 仁美 氏

そこで外部パートナーによる支援を検討した結果、マイナビの運営する「TECH+」が選定された。決め手について向平 氏はこう語る。

「元々TECH+の営業担当の方とはお仕事をご一緒していたこともあり、この件についてもご相談させていただいたかたちです。私たちにとって、この手のイベント運営は初めてだったので、不測の事態にも対応できる“慣れた”パートナーと組みたいと思っていました。外部の方に初めてのことを相談する際、こちらも抜け漏れなく準備しなければという意識が働きますが、TECH+とはすでにコミュニケーションができていたので、気軽に相談することができました。要件が固まりきっていない状態で相談することもあったのですが、双方で壁打ちしながら施策をつくり上げていける関係性があったことは大きなポイントです」(向平 氏)

講師のアサインから集客・運営をTECH+が支援

「モチベートセミナー」と「トークセッション」を実施するうえで、TECH+が支援しているのは主に三つである。

一つ目は講師のアサインだ。とくに「モチベートセミナー」について、金子氏は次のように話す。

「CIOクラスの方でご経験が豊富な方、それでいてフリートークにも対応いただけるお話が上手な方というように、一定の条件下で登壇者の検討を行っています。そのうえで、その方にお話しいただけそうな、かつ情シスの課題にミートするような内容を掛け算してテーマを決めています」(金子氏)

登壇者やテーマは、さまざまな要素を掛け合わせて決定する。その過程で、TECH+からも実績やアイディアをベースに候補者を提示してもらい、登壇交渉も含めて支援を受けている。

二つ目は集客の支援である。当初はTECH+のメルマガ配信のみで実施していたが、開催テーマやターゲットに応じて、TECH+が提携しているメディアが配信するメルマガやSNS広告を組み合わせるようになった。現在では、開催ごとにTECH+の担当者と協議し、テーマやターゲットに応じた集客方法の使い分けを行っている。

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SNS広告で配信した広告クリエイティブの一例

三つ目はセミナーの運営。向平 氏が「進行や運営は初回から完璧でした。お任せしておけば安心みたいな感じで、これといった改善点は見当たらない印象です」という一方、金子 氏は会場や設備の運用について次のように話す。

「取り組みをはじめた当初は、TECH+の会場と設備を使わせていただいていました。こうしたオンラインセミナーを実施する際、私たちが普段使用している配信ツールを活用することもできましたが、モチベートセミナーもトークセッションも“ちょっとスペシャル感のある”イベントとして開催したいという思いがあります。このため、配信会場や機材をきちんと用意しています。講師の方にしてもカメラを前にすることで、普段とはちょっと違った緊張感のなか、真剣に向き合っていただいているように感じます」(金子 氏)

現在ではIIJが持つスタジオ(IIJ Studio TOKYO)での実施に移行しているが、金子 氏は「TECH+(※1)のスタジオと変わらず、安定して運用してくれています」と運営の柔軟性を高く評価する。

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現在「モチベートセミナー」と「トークセッション」を開催しているIIJ Studio TOKYO

担当者が評価するTECH+の支援力

TECH+の支援において、とくに満足度が高い点として、向平 氏と金子 氏があげたのは「講師のアサイン」である。金子 氏は「過去にTECH+からご提案いただいた方にお願いしたところ、視聴者の反応が非常に良かったことがありました。有名な企業の方で、メディアにも“引っ張りだこ”の方だったのですが、自力ではなかなか見つからず、その方をご提案いただいていろいろと調べてみると、確かに面白そうな方だなということでお願いをしました。結果、講演の中身もすごく良く、参加者からの満足度もとても高かったです」といい、もう一つエピソードを紹介してくれた。

「メディアであること、そして実績が豊富にあることが強みだと思います。マイナビさんとして過去に登壇や取材の依頼をされたことがあって、“今回も”というようなかたちでオファーをしていただくケースも多いと思うのですが、受けていただくときの決定力としては、私たちが正面から広報の窓口を通してお願いするよりもかなり高いものがあるのではないかと思います。マイナビのブランド力やTECH+のメディアとしての信頼感があるからこそではないかと。あと、一度お断りをいただいてしまった講師の方から、これまでの実績と過去の登壇者の顔ぶれを見て、『私もぜひ出たいと思いました』と、ご登壇を受けていただいたことがあったと聞いています。多分、取り組みとしても登壇いただくメリットを感じていただけるレベルにまで培えたのかなと思っています」(金子 氏)

つづけて、集客についても金子 氏は目標に対するコミット力を評価する。

「毎回結果を出していただいていて、数字に対する成果というのをすごく評価しています。回数を重ねていくなかで、いろいろとチューニングして結果を出していただいている点はとても満足しています」(金子 氏)

そして、運営面についてはトークセッションの進行役という立場から向平 氏は次のように語る。

「トークセッションは、質疑を受けながら進行する形式を取っているのですが、チャットが想像よりも大量に来てしまい、進行している私がさばききれなくなってしまったことがありました。そのときに、質問とそれ以外を分けて私に情報としてまとめてくださり、とても助かったことは特に印象に残っています。最初にお願いをしていたわけでもなく、マニュアルになかったことでも必要に応じて機転をきかせた対応をしてくれます。ほかにも、配信時の背景セットを人数や状況に応じて工夫してくださるなど、細かい部分にも気を利かせて対応していただいています」(向平 氏)

加えて向平 氏は、「やはりトータルでお任せができるというのが一番大きいです。基調講演者の選定から集客、当日の配信に至るまで、すべてをワンストップで実施いただけるというのが非常に大きいです」と講師のアサインや集客を含むTECH+のトータルした支援を高く評価する。

ブランディングの柱としてTECH+とともに成長させていきたい

現在、企業の情シス担当者が集まるコミュニティでもしばしば話題にあがるというBoost-up Project。理想とする将来像など、今後目指している発展の方向性について、それぞれ次のように語った。

「姿としては、リピーターを増やしてBoost-up Projectというブランドをもっと強化していく。そこが達成されれば、自然とIIJのブランドとして大きくなれると思います。商談のお引き合いもいただけるようになっており、いまはこれを拡大してきたいと思うところです。また、いつも同じことをやっていると飽きがきてしまうので、参加者の皆さんに向けては新しい角度からの情報発信をしていきたいなと考えています」(向平 氏)

「トークセッション、モチベートセミナーの施策は、私たちにとって活動の柱になっています。継続させるのがなかなか難しいなかでも継続できており、そのなかでリピーターが増えていき、コミュニティへの波及効果も得られています。今後もこうした広がりを生み出していけるよう、より強いブランディングの要にしていきたいです。また、Boost-up Projectの活動を通じて、情シスを取り巻くさまざまな課題を耳にする機会が多くあります。私たちはITサービスを提供する会社ではありますが、それ以外のかたちでも皆さんを応援し、抱えていらっしゃる課題を解決する力を身につけていただけるような機会をもっと提供していきたいですね」(金子氏)

最後に、将来像を実現するうえでTECH+に期待することとして、「長くお付き合いさせていただくなかで、私たちの取り組みに対する解像度を上げてきていただいていると感じます。それを踏まえて私たちが思いついていない角度だったり、TECH+の強みを活かした打ち手であったり、“次の打ち手”をご提案いただけることを期待しています。あとは、メディアの強みはいろんな企業のハブになっているところ。あくまでアイディアですが、TECH+を中心に据えて、同じような志を持ったいろいろな企業をまとめて、大きな活動が一緒にできたら面白そうだなと。あとはオフラインのイベントはいつかやってみたいですね。大きめの規模で、情シス向けの1日のお祭りみたいなことをやってみたいなと思っています」と金子 氏。

また、向平 氏も「お互いのアイディアを出し合った新しいものや、私たちに対する新しいご提案をどんどん期待したいです。おかげ様でBoost-up Projectのブランド認知も進んできており、施策に繰り返し参加してくださるリピーターも5,000名を超えてきました。ただ日本国内の企業数からするともっと拡大できる余地があると思っています。メディアの持つ数の力と私たちの企画、両者のシナジーを発揮することで、より多くの方にIIJの認知を拡大できたらと考えています」と現在の取り組みが成長した先にある青写真を語ってくれた。

(※)TECH+では東銀座駅直結の歌舞伎座タワーにてオンライン・オフラインイベントを開催可能な会場を保有。

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