ウェビナーの集客方法は様々です。
複数の媒体を活用して告知することで、ユーザーが目に触れる機会を増やせます。
予算やターゲットを考慮した上で、最適な集客方法を実施していきましょう。
ここではウェビナーの集客方法を「オンライン」と「オフライン」に分けて紹介します。
オンラインでのウェビナー集客方法は8つあります。
まずは、自社WEBページやオウンドメディアに掲載して集客する方法です。
目立つ場所にウェビナー情報を掲載して、申込フォームや詳細情報へのリンクを入れておきましょう。
しかし、自社WEBページやオウンドメディアは無料で掲載できるものの、サイトのアクセス数が少ない場合は、十分な効果が見込めない可能性があります。
より多くのユーザーに見てもらうためにもSEO対策が必要です。SEO対策は効果が出るまで時間がかかるため、長期的な視野を持って取り組む必要があります。
SEO対策について詳しくない場合は、SEO専門の業者に依頼する方法もあります。
リスティング広告とは検索連動型広告と呼ばれ、GoogleやYahooなどの検索エンジンで検索したキーワードに連動して表示される広告のことをいいます。
広告を表示させたいキーワードが決まったら入札し、入札金額等に応じて掲載順位が決定する仕組みです。リスティング広告の入札額は、ニッチなキーワードであれば少額から入札することが可能です。
しかし、人気の高いキーワードは競争率が高く、入札金額も高くなる傾向があります。リスティング広告を運用する際は、ターゲットやタイミングを考慮した上で出稿するようにしましょう。
今やすっかり人々の生活に溶け込んだSNS。そんなSNSは企業の集客やマーケティングにも活用できます。特徴や目的によって、様々なSNSが登場しています。代表的なSNSは以下のものが挙げられます。
SNSは基本的に無料で利用することができ、広告費がかかりません。SNSの大きな特徴は「拡散性の高さ」です。投稿内容が魅力的であれば、より多くの人に告知することができ、大きな費用対効果が見込めます。
ハウスリストとは、マーケティングや営業を通じて収集した見込み顧客の基本情報や連絡先などが記載されたリストを指します。自社にあるハウスリストを基に、メールを使ってアプローチしていきます。
ハウスリストに記載のある企業は、自社に対して興味を持っている、または自社を知っている企業が大半です。ハウスリストを活用することで顧客に合わせたアプローチが可能となり、効率的かつ効果的な集客が期待できます。
セミナーポータルサイトには、様々な企業が主催しているセミナー・ウェビナーの情報がまとめられています。
セミナーポータルサイトに訪問する人は、「〇〇情報を知りたい」「〇〇スキルを習得したい」などセミナーに対して興味や目的を持った人が閲覧しています。
セミナーポータルサイトに掲載することで、セミナーやウェビナーに興味がある層にアプローチすることが可能です。セミナーポータルサイトによって特徴が異なります。
の目的にあわせて、サイトを選ぶようにしましょう。
バナー広告とはメディアの広告枠を買い取り一定期間、画像やテキストを掲載する広告になります。
選ぶ時の基準は、主に2つあります。
読者属性とPV数を把握しておくと、集客できるユーザーと、どのくらい掲載すればよいかの指標を立てやすいので必ず把握しておきましょう。
動画広告はテキストや画像と比較し、伝えられる情報が多いのが特徴です。
大規模のウェビナーを開催する際は、伝える内容が多くテキストや画像だと魅力が上手く伝わらない時があります。費用はかかりますが、しっかりと魅力を伝えたい場合は、ぜひ利用してみてください。
テキスト広告は、文字のみの広告になります。文字のみなので画像や動画を作成したりする手間が省け、他の広告と比較しスムーズな出稿が可能です。
またGoogleやYahoo!などの検索結果の上部や下部に表示されるため、一見、広告感がないため広告を敬遠しがちなユーザーも集客しやすいのが特徴です。
下記の記事でテキスト広告について解説しています。
・テキスト広告とは?メリット・デメリットから作成方法まで解説!
メール広告とは、メールで商品やサービスをPRする広告です。
自社が既に保有しているリストに対し送信する方法もありますが、メディアに料金を支払い、そのメディアの会員に対し送付することもできます。
メディアの会員に対し送付する場合は、ターゲティング配信をすることができ、より狙っているターゲットを集客することが可能です。
下記の記事でメール広告について詳しく解説しています。
・メール広告とは?種類や配信方法、成果を出すコツを解説!
デジタルサイネージ広告は、街中にある液晶ディスプレイや電子popに掲載する広告の事です。
駅構内、商業施設内、交差点の大型ビジョンなど設置場所が様々あり、ターゲットに合わせて設置場所を選べる自由度の高さがポイントです。
また、オンラインに対応している場合は、リアルタイムでコンテンツを切り替えることができるため、状況に応じた広告出稿が可能です。
下記の記事でデジタルサイネージ広告について詳しく解説しています。
・デジタルサイネージ広告とは?概要から設置場所まで解説!
タクシー広告とは、タクシー内にあるステッカーやリーフレット、デジタルサイネージなどの広告を指します。
主に富裕層や経営層の利用が多いため、役職がある方を集客したい場合に有効な広告です。
下記の記事でタクシー広告について詳しく解説しています。
・タクシー広告とは?種類やメリットから出稿手順、ポイントまで徹底解説!
アプリ広告とはアプリ内に表示される広告のことです。
アプリの画面内に固定で表示されることが多いため、確実にユーザーの目に触れることができます。また広告枠を設定しているアプリの数が多いため、入札価格が安くなりやすいので比較的、安価で出稿できるのも魅力です。
下記の記事でアプリ広告について解説しています。
・アプリ広告について配信方法や種類・出稿先など詳しく解説!
ユーザーがメルマガを購読している場合、メルマガ配信でウェビナーの告知する方法もあります。メルマガ配信システムを活用すれば、メールを一斉配信することが可能です。
ただし、メルマガを配信しても開封されない可能性があります。開封率を上げるためにも、メールのタイトルや構成の工夫が必要です。
プレスリリースとは、各メディアに向けて企業の最新情報を発信することです。各メディアがウェビナー情報を紹介してくれれば、より多くの人々にウェビナーの開催を知らせることができます。
一つひとつのメディアにプレスリリースを配信するとなるとかなりの手間を要します。PR TIMESなどの有料の配信サービスを活用するのがおすすめです。
有料配信サービスを活用することでプレスリリースを一斉配信でき、効率的に集客ができます。
オフラインでのウェビナー集客方法は6つあります。
新聞折込は、新聞の間に折り込まれているチラシを活用した集客方法です。
新聞自体の社会的信頼性が高いため、折り込まれるチラシの信用性も必然的に高くなります。新聞の購読者に配布されるため、新聞をよく読んでいる人には効果的な手法といえます。
ポスティングは、チラシをポストへ直接投函する集客方法です。ポスティングは新聞折込のように他店舗のチラシに紛れないため、人の目に止まりやすいメリットがあります。チラシの投函方法は自社のスタッフで行う場合と、業者に委託する場合があります。
DM(ダイレクトメール)は、ウェビナーやサービスの案内をハガキやカタログ、小冊子の形で郵送して告知する集客方法です。
ポスティングと比べ、県外に住む方にも告知することができます。DMはターゲット顧客や商品・サービスにあわせて、原稿の内容やデザインを自由に変更・カスタマイズできるのがメリットです。また、申込フォームにつながるURLやQRコードを記載しておけば、申込もスムーズになります。
ポスターを作成し、ターゲット層が多く集まりそうな場所に置いてもらうなど、相手の目に触れるように配布することも大切です。
テレアポとは、企業や個人に電話をかけてアポイントをとる集客方法です。
Web広告やリスティング広告と異なり、顧客に対して直接セミナー情報を伝えることができます。電話番号さえあれば営業が可能であり、短時間でより多くの企業にアプローチできるのがメリットです。
ただし、テレアポを実施する際は、闇雲に電話をかけても成果はでません。顧客リストを作成し、ターゲットを絞り込んで電話をかけることがポイントです。明確なターゲットを設定した上で、効率的にテレアポを実施していきましょう。
口コミや紹介は、企業が直接告知するよりも高い効果をもたらす場合があります。過去にウェビナーに参加した人の意見は、これから参加する人にとって非常に参考になる情報です。
過去の参加者に依頼して、ウェビナーの感想をSNS等で投稿してもらうとよいでしょう。
集客方法だけを知るだけでは、ウェビナーの集客はできません。
ポイントを押さえて集客を行う必要があります。ここでは、独自の経験をもとに集客力を高めるコツをご紹介いたします。
集客する上で、まずターゲットを明確にすることが重要です。開催するウェビナーや自社商品によってターゲットが異なります。
ターゲットを明確にすることで、ウェビナーに必要な情報や集客方法がスムーズに決まりやすくなります。
どんな人に参加してほしいか、どんな人に商品やサービスに届けたいかなどを考え、ターゲットを設定するようにしましょう。
告知からのウェビナー開催までの期間が短いと、参加者の予定が立てにくく、かつ忘れられてしまう可能性があります。
ウェビナーの告知は、開催日の3週間前から1ヵ月前に行うようにしましょう。また、参加者は開催直前に申し込むこともあります。申込期限は開催日直前まで設け、継続的に告知していけば、集客効果が上がります。
インセンティブを用意しておくことで、集客数の向上に役立ちます。お得な特典があることで、それらを逃したくないという気持ちが働くためです。
もちろん参加者にとって有益であるセミナーが前提です。加えて特典とウェビナーの内容が釣り合っているかどうか確認する必要があります。
例えば、特典が高価なものであると、特典欲しさだけに参加する人が増えてしまいがちです。結果としてターゲットがぶれてしまい、集客効果が下がってしまいます。
ウェビナーのインセンティブには以下のようなものがあります。
あくまでウェビナーの目的は、有益な情報を伝え自社サービスへの導線を作ることにあります。
ウェビナーの内容を加味した上で、適切なインセンティブを用意するようにしましょう。
ウェビナー開催までの期間が長く空くと、参加者が日程を勘違いしてしまったり、忘れてしまったりすることがあります。
せっかく集客できても、参加してもらえないのであれば、成果は半減してしまいます。当日の出席率を高めるためにもリマインドして参加を促しましょう。
リマインドメールを送るのは1週間前、3日前、前日、当日が目安です。頻繁にリマインドメールを送ってしまうと煙たがられ、かえって参加率を下げかねないため注意してください。
ウェビナーを選ぶ際の基準として、タイトルは非常に重要な要素です。
どんなに内容のいいウェビナーを行ったとしても、参加者が興味を持ってくれなかったら意味がありません。申込率が低い場合は、タイトルの見直しを検討すべきでしょう。
下記の記事でウェビナーのタイトルについて詳しく解説しています。
・簡単4STEP!集客力を高めるウェビナータイトルの作り方!
ウェビナーの開催日時によって集客数が変わります。必要に応じて日時を見直すことも重要です。
まずは、期末や四半期末、月末などの繁忙期は避けるようにしましょう曜日に関しては、土日に開催するのがおすすめです。
仕事による影響が少なく、スケジュールを組みやすいため、開催日としては有力な候補といえます。平日に開催する場合は、月曜と金曜は避け、火曜から木曜がおすすめです。
週始めの月曜は多忙な場合が多く、金曜は週末の残務が発生したり、食事や飲み会などのイベントとバッティングしたりする可能性が高くなるためです。
ウェビナーのターゲットを踏まえて参加しやすい日時に開催しましょう。また、どうしても一回きりだと都合のつかない人もいると思います。複数回で開催したり、アーカイブ配信したりする方法も検討しましょう。
インサイドセールスを活用することで、ウェビナーの集客費用を抑えることができます。
インサイドセールスは、普段の業務でアウトバウンドコールを通じてリードを獲得し、フォローコールでアポイントを設定しています。
リード獲得やアポイント設定に至らなかった見込み客に対して、「○月○日に『○○』というテーマでウェビナーを開催予定です。ご興味はありませんか?」と案内することをお勧めします。
商品やサービスにまだ興味がない方でも、ノウハウに関心を持つ方は多いでしょう。自社でインサイドセールスを設けている企業は、ぜひこの方法を実践してみてください。
ウェビナーの集客人数によっては、様々な種類の広告を出稿する必要があります。その場合、広告を運用するための専門的な知識や人的リソースが必要になってきます。
そのため、人件費も合算で考えると支援会社に依頼する方が安く抑える事ができます。
TECH+では、IT系のメディアとして広く情報発信を行っているTECH+の会員データベースに+αで、業種/職種に特化したメディアの活用が可能です。
お申込者管理、各メディアのコントロールはTECH+にて行いますので、集客に関する工数を大幅に削減することができます。
【表】マイナビニュース TECH+にて提携している媒体一覧
業種/部門 | メディア数 |
小売・流通向け | 3メディア |
製造業向け | 3メディア |
マーケ向け | 2メディア |
総務人事向け | 2メディア |
教育機関向け | 1メディア |
自治体向け | 1メディア |
金融向け | 1メディア |
建築向け | 1メディア |
エンジニア向け | 1メディア |
セキュリティ向け | 1メディア |
その他エンドユーザー向け | 7メディア |
計メディア数 | 23メディア |
※社数、業種/部門は現時点でのものとなります。
※上記メディアに限らず、ターゲットやテーマに合わせて、上記以外のメディアとも連携をし、柔軟な対応をさせていただきます。
ウェビナーの集客は、集客方法と集客力を高めるコツを知っておけば、自社でも新規層の獲得が可能です。しかし、広告運用に関する専門的な知識や専任スタッフの準備などが必要になってきます。
開催数や集客人数によっては、自社で集客をすると費用対効果が悪くなることがあります。
是非、社内で「自社で集客をしたほうがよいか?」「ウェビナー支援会社に依頼したほうがよいか?」を一度ご検討してみてください。
弊社でもウェビナーの集客サービスを行っておりますので、代行サービスをご検討している方は、お気軽にご相談ください。