【調査概要】

・調査方法
　インターネット調査

・回答期間
　2021年5月6日～5月11日

・対象
　全回答者の中から「自社のメールマーケティングを専任で担当している」「自社のメールマーケティングを兼任で担当している」に該当の方のみを対象に、回答を集計

・有効回答数
　102件

【1】重視していること

メールマーケティングを行う目的については、「新規顧客を獲得するため」と回答した担当者がもっとも多く、全体の53.92%という結果になりました。

約半数の担当者が、新たな顧客獲得のためにメールマーケティングを展開していることになります。
とはいえ、この回答は複数回答の設問であったため、実際は「既存顧客とのエンゲージメント」や「見込み客の育成」などいくつかの目的を伴った施策が行われているようです。

実際、「新規顧客獲得」以外の理由として挙げられた「既存顧客とのエンゲージメント獲得」は47.06%、「見込み客の育成」は41.18%と、いずれも「新規顧客獲得」に勝るとも劣らない高い数字が結果として現れてきました。

【2】配信頻度は？

配信頻度は、「週に2〜3通配信」と答えた担当者がもっとも多く、全体の33.33%を占めています。

また、「ほとんど毎日配信している」と回答した担当者も24.51%と、全体の約4分の1を占めています。

このことから、メールマーケティングは、週に複数回コンテンツを配信しているマーケターが多数派であることが分かりました。

不要な情報を毎日のように配信していると、却って顧客の信頼や興味関心を損なうため、届ける情報は吟味しなければなりません。

そのため、週に何通もメール配信を実施している企業の77%は、One to Oneマーケティング、すなわち「必要とする人に必要とする情報を届ける」メールマーケティングを行っています。

【3】まとめ

メールマーケティングを行う企業は大多数がOne to Oneマーケティングを実施していますが、「新規顧客獲得」と「既存顧客とのエンゲージメント」、および「見込み客の育成」を行える良質なコンテンツを量産するのは時間もコストもかかり、課題となっています。

特に、週に複数回の配信を行う場合、その質を担保し続けることが担当マーケターの負担になることもあります。

さらに、良質なコンテンツを認めてもらうためには、属性切り口だけでなく関心切り口での配信も必要ですが、これを実践できている企業は多くありません。

DL資料では、こうしたメールマーケティングの最新傾向と、今後の発展に向けた課題について詳しく考察し、掘り下げています。

担当者が回答した実際の配信方法、そして具体的な困りごとを知ることで、メールマーケティングとOne to Oneマーケティングのこれからの方向性が見えてくるはずです。

ぜひ資料をチェックしてみてください。