【調査レポート】現役マーケター205名に聞いたリード獲得施策の課題と重要点!
調査レポート
【TECH+マーケティング責任者】武本 大平 [2022.10.14]
【調査概要】
・調査方法
インターネット調査
・回答期間
2022年7月31日(金)~8月1日(月)
・対象
全回答者の中から「リード獲得施策をメインの業務で担当している」「リード獲得施策を業務の一部で担当している」に該当の方のみを対象に回答を集計
・有効回答数
205件
【1】8割の方が、リード獲得施策において課題を実感!
今回の調査では、リード獲得施策を担当している205名にアンケートを取りました。
そのうちの80%が、「課題がある」と回答しています。
「課題がある」と回答したマーケターのうち40%は、「ターゲットとしているセグメントのリードでなかった」と回答しました。
また、「課題がある」と回答したうちの38%は「目標件数の達成までに想定よりも時間がかかってしまった」と回答、リード獲得における課題が浮き彫りになっています。
【2】獲得したリードの3分の1が電話接続できない!
リード獲得後のインサイドセールス・フォローについても、担当者を悩ませる課題があります。
それは、リードに対して電話フォローを行おうとしても接続できないという悩みです。
調査では、「インサイドセールスが電話フォローしても接続できないリードを獲得したことがあるか」という設問に対して、35%が電話接続についてうまくいかないと感じたことがあると回答しています。
つまり、施策担当者のうち3分の1は、電話接続がうまくいかない点に課題や葛藤を感じているということになります。
なお、接続できない理由には、フォロー先の担当者がすでに異動・退職していて在籍していない、そもそもリード情報として電話番号を取得できていないといった事柄が挙げられました。
また、少数ではありますが、電話してみたものの不通だったという回答もあります。
担当者が変わることで継続的なフォローができなくなる、電話番号を取得できておらずフォロー自体不可能、という実態があるようです。
【3】想定期間内にリード獲得数が目標件数に到達しないと66%がマイナス影響!
調査に回答したマーケターの過半数は、「リード獲得施策を行ったものの想定期間内に目標件数に到達しなかった」という経験をしています。
この結果を見ると、過半数が経験していることなら、目標件数に届かなくても問題ないという印象を持つ方もいるかもしれません。
しかし、これを楽観視することはできません。
目標件数に到達しない場合、マーケティング活動に何らかのマイナス影響を与えると、66%の方が回答しているからです。
リード獲得のためには、セグメントに合ったターゲットに向けている手応えがあること、目標件数を想定した期間に達成できること、電話番号や担当者といった情報が最新かつ適切に取得できること、この3点が不可欠です。
これらの点が解決すべき課題として残っている施策は成功とは言いがたく、マーケティング活動にマイナスの影響を及ぼす可能性が高くなります。
リード獲得施策はやみくもに行うのではなく、課題を解決して質を高めていくべきです。
【4】まとめ
リード獲得施策の担当者は、狙っているセグメントのターゲットが思うように獲得できない、想定期間に目標のリード数を獲得できない、獲得したリードへのフォローがうまくいかないという課題に悩まされていることが分かりました。
電話フォローは、リード育成にとって重要です。担当者がすでに変わっている、有効な電話番号の記載がないといった理由でフォローを行えないと、リード施策の効果は半減してしまいます。
つまり、これらの課題を放置したままでは、マーケティング活動に大きなマイナスの影響を与えてしまいます。
電話フォローをスムーズに行える最新の情報を取得できる、真に質の高いリード獲得に向けては、これらの課題と向き合い、解決の道を探る必要があるといえるでしょう。
DL資料では、マーケターの方がリード獲得施策において「どんなことに課題を感じ」「どんな事を重要視しているか」について詳しい調査結果を見る事ができます。また課題に対しての解決策についてもご紹介させていただいております。
是非リード獲得施策について、お悩みの方はご覧ください。
【TECH+マーケティング責任者】武本 大平
2021年からTECH+ のマーケティング部門立ち上げを推進。現在はTECH+マーケティング担当として、 各プロダクトの販促や各種マーケティングアクティビティの立案・実行を担当。マーケティング実務検定3級、SEO検定1級、ネットマーケティング検定を保有。