【2024年最新版】全24種類の広告一覧!広告の特徴と選び方が分かる
認知拡大・ブランディング
【TECH+マーケティング責任者】武本 大平 [2022.12.15]
目次
- 【1】広告の種類の一覧表
- 【2】オンライン広告(WEB・インターネット広告)の種類
- (1)純広告
- 1.タイアップ広告
- 2.動画広告
- 3.アフィリエイト広告
- 4.メルマガ広告
- 5.テキスト広告
- 6.インフルエンサー広告
- (2)運用型広告
- 1.リスティング広告
- 2.ディスプレイ広告
- 3.リターゲティング広告
- 4.SNS広告
- 5.アドネットワーク広告
- 6.アプリ広告
- 【3】オフライン広告の種類
- (1)マスメディア広告
- 1.テレビ広告
- 2.ラジオ広告
- 3.新聞広告
- 4.雑誌広告
- (2)セールスプロモーション広告
- 1.ダイレクトメール
- 2.同封・同梱広告
- 3.屋外広告
- 4.交通広告
- 5.イベント出展
- 6.フリーペーパー
- 7.折り込みチラシ広告
- 8.エレベーター広告
- 【4】自社に最適な広告の選び方
- 1.ターゲット層に見合う広告を選ぶ
- 2.各広告媒体の特徴を理解する
- 【5】まとめ
【1】広告の種類の一覧表
広告は大きく「オンライン広告」と「オフライン広告」の2種類に分類されます。
さらに、オンライン広告は「純広告」と「運用型広告」に。
オフライン広告は「マスメディア広告」と「セールスプロモーション広告」に細かく分類できます。
各広告の目的や効果を把握した上で、どの広告を利用すべきかを考えることが大切です。
気になる広告をクリックすると、各広告に遷移します▼
オンライン広告(WEB・インターネット広告) |
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興味・関心を与える |
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音と映像で情報を届けれられる |
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成果報酬型で広告配信できる |
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低コストで出稿可能 |
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低コストで出稿可能 |
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インフルエンサーの意見や推薦に共感しやい傾向にあるため、商品やサービスへの興味関心を高めやすい |
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顕在層にアプローチ |
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潜在層にアプローチ |
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認知拡大やファン獲得 |
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離脱ユーザーに再アプローチ |
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一括で様々なメディアへ出稿することが可能 |
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比較的コンバージョンを得やすくい |
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オフライン広告
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マスメディア広告 |
ブランディング |
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高齢者・高所得者にアプローチ |
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認知度アップ |
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認知度アップや購買促進 |
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セールスプロモーション広告
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リピート顧客の育成 |
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見込み顧客にDMを送れる |
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刷り込み効果が狙える |
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地域マーケティングに最適 |
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見込み顧客に接触できる |
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認知度アップ |
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低コストで広告を届けられる |
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単純接触効果が見込める |
【2】オンライン広告(WEB・インターネット広告)の種類
オンライン広告(WEB・インターネット広告)のメリットは予算内で広告運用ができて、管理画面で広告内容が変更できる手軽さです。WEB・インターネット広告は純広告と運用型広告の2つに分けることができます。
関連記事:【完全版】オンライン広告7種を比較!費用やメリット・デメリットも解説
関連記事:【完全保存版】デジタル広告とは?各広告の特徴から選び方まで優しく解説
(1)純広告
純広告は、メディアやインフルエンサーの広告枠を買い取り、期間を予め決めて配信します。
表示期間と固定価格で出稿する広告のため、運用型広告と比べ成果を見ながら配信期間や金額を調整することはできません。そのため別名、純広告は「予約型広告」とも呼ばれます。
純広告には、大きく6つに分類することができるため、1つずつ解説していきます。
下記の記事で純広告について詳しく解説しています。
・【5分で分かる】純広告とは?代表的な種類と契約形態を丁寧に解説!
1.タイアップ広告
タイアップ広告とは、メディア上のコンテンツ内に表示される広告をいいます。
ユーザーは興味・関心を持ってメディアコンテンツを読んでいるため、関連コンテンツを広告表示させれば、ユーザーに対して強い訴求ができます。
コンテンツ内にある「Sponsored by」と表示されているコンテンツが広告です。タイアップ広告は、ユーザーの興味・関心を踏まえた上で広告を配信し、自社商品に関するコンテンツを一緒に読んでもらうために利用されます。
インタビュー記事やサービス紹介をするタイアップ記事が多く見受けられます。
掲載媒体 |
RoomClip 文藝春秋 |
費用相場 |
100万円~/4週間 ※媒体により費用相場は異なります |
下記の記事で、より詳しくタイアップ広告について詳しく解説しています。
・タイアップ広告とは?有効なケース、効果を高めるコツから事例までをご紹介
2.動画広告
動画広告はテキスト広告や画像広告では実現できない「音」と「動き」を組み合わせてユーザーに情報が届けられます。
ユーザーの視覚や聴覚に訴えかけ、商品・サービスの情報を届けられるため印象に残りやすく、ブランド認知度や購買意欲の向上に効果を発揮します。
YouTubeやTikTok、LINE、Google、Yahoo!Japnanなど多くの媒体が動画広告メニューを取り扱っています。
その中でも動画を主体としたプラットフォームであるYouTubeを利用すれば、TVCMのようなブランディング効果が狙えます。
掲載媒体 |
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費用相場 |
※YouTubeの費用相場 TrueViewインスリーム広告:2円~25円/回 TrueViewディスカバリー広告:3円~20円/回 アウストリーム広告:10~500円/1,000回表示 |
下記の記事で、より詳しく動画広告について詳しく解説しています。
・動画広告とは?種類ごとの特徴とメリット、成功ポイントまで徹底解説
3.アフィリエイト広告
アフィリエイト広告は、資料請求や会員登録、商品購入など目標を達成した場合に広告費を支払う形式の広告です。そのため「成果報酬型広告」と呼ばれることもあります。
アフェリエイト広告を掲載できる媒体を束ねているASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)というサービスを利用して各媒体に広告記事を掲載していく流れが一般的です。
広告記事から資料請求や商品購入がされたら、成果報酬としてASPに広告料金を支払います。
広告記事を制作するアフィリエイターも報酬がもらいたいため、商品ブランドがあり売れやすい商品を取り扱っている企業は、アフィリエイト広告で高い効果が見込みやすくなります。
サービス |
A8.net バリューコマース Amazonアソシエイト 楽天アフィリエイトなど |
費用相場 |
成果報酬型:要お問い合わせ |
下記の記事で成果報酬型広告について詳しく解説しています。
・成果報酬型広告とは?仕組みからメリット・デメリットまで解説
4.メルマガ広告
メルマガ広告とはメディアの会員に対してメルマガを配信する広告施策の事になります。
メリットとしては、低コストで出稿することができます。
自社が狙っているペルソナと出稿するメディアの会員属性が一致すれば、高い費用対効果を期待することができます。
また、新しく自社でコンテンツやWP(ホワイトペーパー)を作成する必要がないので、空き枠さえあれば、すぐに施策を実施することができます。
下記の記事でメルマガ広告について詳しく解説しています。
・メルマガ広告とは?相場や重要な3つのポイント、選び方を徹底解説!
5.テキスト広告
テキスト広告、その名の通り、文字での広告広告になります。
掲載するメディアのスペースに、自社の商品・サービスの宣伝文を記載し、そのテキストのリンク先として、自社のホームページやLPを設定します。
メディアに掲載するテキストとリンク先のみを決めればよいので、施策実施までに時間はかかりません。
下記の記事でテキスト広告について詳しく解説しています。
・テキスト広告とは?メリット・デメリットから作成方法まで解説!
6.インフルエンサー広告
インフルエンサー広告は、ソーシャルメディアやブログ上で、影響力を持つ方に商品やサービスの宣伝を依頼する広告になります。
メリットとしてインフルエンサーのファンは、インフルエンサーの意見や推薦に共感しやい傾向にあります。そのため、商品・サービスへの関心や購買意欲を高めることを期待できます。
(2)運用型広告
運用型広告とは、純広告(別名:予約型広告)とは異なり、表示期間や予算を自由に決める事が可能です。
また、柔軟な広告運用ができ、上手く運用をすることができれば高い費用対効果を狙えます。
そして運用型広告は、大きく6つに分類することができますので、1つずつ解説をしていきます。
下記の記事で運用型広告について詳しく解説しています。
・【5分で分かる】運用型広告とは?メリットや種類、ポイントを解説!
1.リスティング広告
リスティング広告とは、検索キーワードに応じて検索結果ページに表示されるテキスト広告をいいます。
欲しい物や欲しい情報など検索目的がハッキリしているユーザーに対して効果を発揮するため、「今」情報を求めているユーザーにダイレクトに訴求できます。
広告の掲載の基本料金は無料でクリックされた分だけ支払う料金形態です。予算の上限金額を設定できるため、予算を超えて広告表示される心配もありません。
多種多様な業界で利用されている王道のインターネット広告です。
掲載媒体 |
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費用相場 |
クリック課金型:80円~1,000円/クリック |
下記の記事でリスティング広告について詳しく解説しています。
・リスティング広告とは?特徴や運用のやり方、成功事例を全て解説!
2.ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、各媒体のトップページや広告の掲載枠に画像や動画付きで表示できる広告をいいます。
画像や動画で商品の魅力を具体的に伝えられるため、商品を知らないユーザーにもアプローチが可能です。
また、属性ターゲティング(年齢、性別、世帯年収などの属性でターゲットを絞り込むこと)やサーチキーワードターゲティング(ユーザーが検索したキーワードを利用してターゲットを絞りこむこと)が行えます。
予算の上限金額を定められるため、予算を超えて広告表示される心配もありません。
潜在ユーザーにアプローチ可能なディスプレイ広告と顕在ユーザーにアプローチできるリスティング広告を組み合わせることで、より効果的な広告運用ができます。
掲載媒体 |
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費用相場 |
クリック課金型:50円~100円/クリック インプレッション保証型:10円~500円/1,000回表示 ※Google広告にはコンバージョン課金が用意されている |
下記の記事でディスプレイ広告について詳しく解説しています。
・ディスプレイ広告とは?メリット・デメリットなどの特徴、効果を解説!
3.リターゲティング広告
リターゲティング広告とは、Webサイトに訪問したユーザーに対して表示される広告をいいます。
ユーザーが他のサイトを閲覧しているときに、広告掲載枠に表示されるため「追跡型広告」とも呼ばれます。
リターゲティング広告を活用することで、自社の商品やサービスを思い出してもらい、離脱ユーザーに再度アプローチできることが大きな特徴です。
一度Webサイトに訪れているユーザーは少なからず自社に興味・関心を持っているため、見込みが高いユーザーにアプローチできます。
また、問い合わせしてくれたユーザーを配信対象から除外することも可能です。
掲載媒体 |
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費用相場 |
クリック課金型:50円~100円/クリック インプレッション保証型:10円~500円/1,000回表示 |
4.SNS広告
SNS広告とは「Facebook」「Twitter」「Instagram」「LINE」のSNSプラットフォームに配信する広告をいいます。SNSのタイムラインに広告が自然に溶け込むため、広告感が少なくてユーザーに受け入れられやすい傾向があります。
また、拡散したくなるキャッチーな広告を作成すれば、ユーザー自身の拡散によりバズなどの現象が起きることも大きな特徴です。
したがって、潜在層へ商品やサービスの認知拡大やファンの育成したい場合に効果を発揮します。
また、課金方式が多様なこともSNS広告の魅力です。
掲載媒体 |
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費用相場 |
クリック課金型:25円~200円/クリック インプレッション保証型:400円~650円/1,000回表示 アプリインストール課金:100円~250円/インストール 動画の再生時間による課金:5~20円/再生 エンゲージメント獲得課金:40円~100円/エンゲージメント フォロー獲得課金:40円~100円/フォロー ※媒体に応じて課金形式と費用相場は変動します |
5.アドネットワーク広告
アドネットワーク(Ad Network)とは運用型広告の1種で、広告を出稿できる多数のWebサイトやSNSやブログを1つにまとめた広告配信ネットワークのことです。
数多くの広告媒体サイトをまとめているので、広告を出稿する企業側は、一括で様々なメディアへ掲載することができるため、多くのトラフィックを見込めます。
掲載媒体 |
など |
費用相場 |
クリック課金 インプレッション課金 成果報酬課金 インストール課金 ※アドネット枠により費用相場は異なります |
下記の記事で、より詳しくアドネットワーク広告について詳しく解説しています。
・【入門編】5分で分かる!アドネットワークとは?
6.アプリ広告
アプリ広告とは、スマートフォン・タブレット・PCなどにあるアプリの中で表示される広告の事になります。
アプリを利用している際に、画面にバナーや動画が配信されるため、ユーザーの目に入りやすいのが特徴です。
近年は、スマートフォンが国内に普及したため、アプリを利用する方が年々増加しております。
そのため、アプリ広告を利用する企業が増え、現在はオンライン広告の中でも主要の広告となりつつあります。
下記の記事でアプリ広告にについて詳しく解説しています。
・アプリ広告について配信方法や種類・出稿先など詳しく解説!
【3】オフライン広告の種類
オフライン広告とは、テレビや新聞、ラジオなどWEBやインターネットを使用しない広告になります。オフライン広告は、大きくマスメディア広告とセールスプロモーション広告の2つに分けることができます。
(1)マスメディア広告
マスメディア広告のメリットは、一般大衆の幅広いターゲット層にリーチして認知拡大ができることです。また、信頼性の高さも魅力となっています。
インターネット広告の種類は4つあります。
1.テレビ広告
テレビ広告とは、番組と番組の間に放送される広告をいいます。
テレビで商品やサービスに関する広告映像を流せば、老若男女問わずに幅広い層にアプローチできます。
テレビCMだと基本的な尺は15秒と短くなりますが、視覚や聴覚に強く訴えられて印象に残りやすいことも大きな特徴です。
多くの方に商品やサービスを認知してもらえ、購買意促進もできます。
他媒体と比較すると広告コストが高くなりますが、放送広告基準に適合したテレビ広告を流せば、ブランディング効果が狙えます。
費用相場 |
TVCM(全国):40~80万円/回 TVCM(ローカル):3~4万円 ミニ番組:要お問い合わせ |
2.ラジオ広告
ラジオ広告とはラジオの放送中に流れる広告をいいます。
ラジオ広告はスキップすることができず、ながら聴きされることが大きな特徴です。
運転など何かの作業をしながら聴かれるため、音声を活用した刷り込み効果が狙えます。
したがって、潜在層に商品やサービスの魅力を訴求して認知度アップさせたい場合におすすめの広告です。
ラジオ広告は届けたいユーザー層に見合った番組を選定して、最適な広告枠に出稿するようにしましょう。
費用相場 |
ラジオ CM:1.5万円~5万円/本 |
3.新聞広告
新聞広告とは新聞に掲載する広告をいいます。新聞広告の魅力は信頼性の高さです。
「新聞オーディエンス調査」では、広告媒体の中でも新聞に対する信頼度が最も高いという結果が出ています。公共性が高く社会的な信頼度のある新聞に広告を出せば、企業の信頼性を高められるのです。
新聞の発行部数が減少してきていますが、中高年層は新聞を読んでいます。
公益財団法人新聞通信協会「第13回メディアに関する全国世論調査(2020年)」では、約8割の中高年層が新聞を読んでいることが分かります。
また、新聞の購読者は高収入層が多いため、このような属性の人にアプローチしたい場合におすすめの広告です。
費用相場 |
突き出し:130万円~200万円 記事中:40万円~120万円 記事バサミ:15万円~30万円 ※媒体と広告サイズで変動します |
4.雑誌広告
雑誌広告とは、雑誌に掲載する広告をいいます。
雑誌広告は審査が厳しく、雑誌のコンセプトとかけ離れた広告はあまり掲載されません。
このような出版会社の広告に対する姿勢は、読者から絶大な信頼を集めるきっかけとなっています。
また、雑誌はお金を出して購入しているため、雑誌に掲載されている商品やサービスに強い興味・関心を抱きます。
そのため、読者のターゲットに見合う雑誌に広告を掲載すれば、認知度アップや購買促進ができます。
費用相場 |
70~300万円 ※媒体と広告サイズにより変動します |
(2)セールスプロモーション広告
セールスプロモーション広告はオフライン広告に該当し、マスメディア広告と比較してコストが低いことが特徴です。
そのため、中小企業でも取り組みやすいです。セールスプロモーション広告の種類は7つあります。
1.ダイレクトメール
ダイレクトメールとは、商品やサービスを訴求する目的で相手に郵送する手紙をいいます。
個人宅や職場へ直接郵送するため、インターネット広告ではリーチできない見込み顧客にアプローチが可能です。
例えば、インターネットを日常的に利用しない高年齢者がターゲットに含まれる場合は高い効果が見込めます。
また、既存顧客に対して商品やサービスのリピート時期にダイレクトメールを送ると、顧客育成ができます。
送付する文章やイラストなど自由に選べ、封筒を箱型にしたり、商品サンプルを封入したりすると顧客にインパクトが与えられ、開封率を上げられます。
費用相場 |
はがきDM:50円~75円 圧着はがきDM:60円~100円 A4版普通DM:70円~100円 ※発行部数とDMの仕様により費用相場は変動します |
2.同封・同梱広告
同封・同梱広告とは、特定の顧客に対して発送している会員誌やカタログ、請求書等にチラシを封入する広告をいいます。
同封広告は低コストで広告を展開できる上、レスポンス率はダイレクトメールの約3倍と言われています。
高いレスポンス率を実現できる理由は、商品やサービスに興味がある方に訴求できるためです。
例えば、医師会の会員誌にチラシを同封すれば医者向けのプロモーションができます。
その一方で、カタログ通販のカタログにチラシを同封すれば主婦層、シニア層向けのプロモーションができます。
このように、顧客をセグメント化して、狙ったターゲットに訴求できることが同封・同梱広告の強みです。
費用相場 |
チラシ:5円~15円/回 同梱広告:5円~25円/回 |
3.屋外広告
屋外広告とは、屋外に掲出する広告物の総称です。ビル看板やロードサイン、屋外看板などが該当します。
屋外広告の目的は多岐に渡り、新商品の宣伝や知名度アップ、店舗への誘導などが挙げられます。
このような目的で広告を掲示するため、通行量の多い場所や多くの人が利用している場所に広告を掲示することが多いです。所定の位置に広告を掲出しておけば、通行人は何度も広告を目にすることになり反復効果が狙えます。
反復効果によって、広告の内容が刻み込まれていき印象が残るようになります。近頃は、ビル看板やロードサインではなく、デジタルサイネージを活用した屋外広告が増えています。
費用相場 |
100万円~150万円/1週間 200万円~300万円/2週間 ※掲載場所により料金は変動する |
下記の記事で、デジタルサイネージ広告について詳しく解説しています。
・デジタルサイネージ広告とは?概要から設置場所まで解説!
4.交通広告
交通広告とは、電車やタクシー、駅の構内などのスペースを活用して展開される広告をいいます。広告媒体は多様化する中で、交通広告は高い接触率を確保できます。
また、出稿エリアを絞り込めば、エリアセグメントすることも可能です。実店舗のあるエリアの交通広告を出稿すれば、店舗集客が見込めます。
また、誘導や道案内としての活用も可能です。多くの人が利用する交通機関の広告は公共性が高いため、信頼できる広告というイメージが持たれやすいです。
しかし、交通広告は掲載審査が厳しく、申し込みが掲載まで時間がかかるため、掲載機関を見積もっておくようにしましょう。
費用相場 |
電車:1万円~ バス:3万円~ 駅構内:3万円~ タクシー:1万円~ ※広告仕様や掲載場所により費用相場は変動します |
下記の記事で、より詳しくタクシー広告について詳しく解説しています。
・タクシー広告とは?種類やメリットから出稿手順、ポイントまで徹底解説!
5.イベント出展
イベント出展とは、展示会に出展することをいいます。
イベントの内容に応じて、どのような属性の方が来訪するのか予測できるため、ターゲティングがしやすいです。
イベント出展すれば、見込み顧客と直接コミュニケーションをとり、その場で商品・サービスを試してもらうことも可能です。
費用相場 |
出展費用:30~50万円 ブース設備費用:50~100万円 集客費用:10万円~ 配布物の制作費用:10万円~ ※ブース設備の費用などにより変動します |
6.フリーペーパー
フリーペーパーとは、無料で誰でも持ち帰ることができる印刷物です。フリーペーパーは無料で配布されるため、より多くの人に手に取ってもらえる可能性があります。
特定の地域における全戸配布やスタンド設置による配布などの配布方法を選択できます。
フリーペーパーは「何かの情報を得よう」という意欲の方が手に取るため、宣伝目的のチラシと比較すると捨てられにくい傾向があります。
また、フリーペーパーの読者層によって、好まれる内容が異なってくるため、細かいターゲティングができることも大きな魅力となっています。
費用相場 |
A4サイズ:50万円~80万円 A4の1/2サイズ:30~40万円 A4の1/4サイズ:10~20万円 A4の1/8サイズ:5~10万円 A4の1/16サイズ:3~5万円 ※媒体によって費用相場は変動します |
7.折り込みチラシ広告
折り込みチラシ広告とは、新聞にチラシを折り込んで配布される広告をいいます。
信頼性の高い新聞にチラシを挟んで配送してもらえるため、ターゲットに確実にチラシを届けられます。
また、新聞や雑誌などの広告と比較すると自由な表現ができることも魅力。デザイン・紙質・サイズなど広告の制約が少なく伝えたい情報を届けられます。
また、折り込みチラシの枚数で異なりますが、予算も低いことが大きな魅力です。
費用相場 |
B4サイズ:3円~/枚 B3サイズ:5円~/枚 |
8.エレベーター広告
エレベーター広告とは、エレベーター内に設置されたデジタルサイネージの広告になります。
遮断された空間になるため、広告に注目を集めやすいのが特徴です。
また、BtoB企業であればABMの施策として、ターゲット企業が入居しているビルのエレベーター広告に出稿することにより、ピンポイントで訴求することが可能です。
エレベーターは、1日に何度も利用することが多く、単純接触効果が見込めるため、認知拡大にオススメの広告となっております。
費用相場 |
160万円~ ※企業により異なる。 |
下記の記事でエレベーター広告について詳しく解説しています。
・エレベーター広告とは?メリット・デメリット、成功事例まで徹底解説!
【4】自社に最適な広告の選び方
さまざまな広告をご紹介しましたが、どのような基準で出稿先を決めればよいのでしょうか?次に広告で成果を出すためのポイントをご紹介します。
1.ターゲット層に見合う広告を選ぶ
ターゲットが顕在層か顕在層かを見極めて広告を選んでください。
なぜなら、ターゲットの興味・関心度によってアプローチ方法を変えなければ、広告の反響が得られないためです。ユーザーの関心度によって、下記のように広告の内容を変えましょう。
潜在層 |
商品やサービスを認知していないユーザー 関連ジャンルや関連テーマに興味・関心を抱いている 潜在層の抱えている悩みを鮮明にして解決方法を提示する必要がある 広告内容への興味喚起をした上で自社サイトにアクセスする |
顕在層 |
商品やサービスに興味・関心を抱いているユーザー 顕在層は具体的なキーワードを使用して情報収集している 解決方法だけでなく、ブランド名や商品名などで検索する 購入の決め手となる情報を訴求する |
非認知層 |
関連ジャンルやテーマに興味・関心がないユーザー アプローチが難しいため、存在を覚えてもらう必要がある |
2.各広告媒体の特徴を理解する
広告出稿の目標を決めたら、最適な広告媒体を選定していきます。各広告媒体の特徴は、一覧表にまとめているため参考にしてみてください。ここでは、オンライン広告とオフライン広告の違いを簡単に説明しておきます。
オンライン広告 |
オフライン広告 |
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【5】まとめ
広告の種類は大きくオンライン広告とオフライン広告に分類されます。
その中に、インターネット広告、マスメディア広告、セールスプロモーション広告があります。
さまざまな広告の中で効果が見込めるものを利用するために、ターゲット顧客が潜在層なのか顕在層なのかを見極めてください。
その上で、ターゲット顧客に見合う広告を選ぶことが重要です。
今回は、各広告の特徴をご紹介しました。ぜひ、この記事を参考に、どのような広告を出稿すれば効果が見込めるか戦略を立ててみてください。
【TECH+マーケティング責任者】武本 大平
2021年からTECH+ のマーケティング部門立ち上げを推進。現在はTECH+マーケティング担当として、 各プロダクトの販促や各種マーケティングアクティビティの立案・実行を担当。マーケティング実務検定3級、SEO検定1級、ネットマーケティング検定を保有。