【2024年版】徹底比較!インサイドセールスにオススメのツール26選!
マーケティング
【TECH+マーケティング責任者】武本 大平 [2022.09.21]
目次
- 【1】そもそもインサイドセールスとは
- 【2】インサイドセールスツールの種類と特徴
- (1)名刺管理ツール
- (2)営業リスト作成ツール
- (3)MAツール
- (4)CRM/SFAツール
- (5)クラウド電話システム
- (6)アポ日程調整ツール
- (7)WEB会議ツール
- (8)業務改善・教育ツール
- 【3】自社に最適なツールの選び方・比較のポイント
- (1)目的に合わせて選ぶ
- 1.現状を把握する
- 2.課題を洗い出す
- 3.要件定義
- (2)ツールを比較する
- 1.料金体系(課金システム)
- 2.連携・拡張性
- 3.操作性
- 4.カスタマーサポート
- 【4】オススメのインサイドセールスツール
- (1)名刺管理ツール
- 1.Sansan
- 2.CAMCARD BUSINESS
- 3.ホットプロファイル
- (2)営業リスト作成ツール
- 4.Urizo
- 5.BIZMAPS
- 6.スピーダ
- 7.ココリスト
- (3)MAツール
- 8.SATORI
- 9.b→dash
- 10.SHANON MARKETING PLATFORM
- 11.Adobe Marketo Engage
- (4)CRM/SFAツール
- 12.Salesforce Sales Cloud
- 13.eセールスマネージャーRemix Cloud
- 14.HubSpot
- 15.Mazrica Sales
- (5)クラウド電話システム
- 16.pickupon(ピクポン)
- 17.CallConnect(コールコネクト)
- 18.BIZTEL(ビズテル)
- (6)アポ日程調整ツール
- 19.TimeRex
- 20.調整アポ
- 21.eeasy
- (7)WEB会議ツール
- 22.Zoom
- 23.Google Meet
- 24.Microsoft teams
- (8)業務改善・教育ツール
- 25.Miitel(ミーテル)
- 26.amptalk(アンプトーク)
- 【5】テレマ型リード獲得サービスという選択肢も!
- 特徴①100%セグメンテーション
- 特徴②2度の営業許諾を取得済み
- 特徴③最新の名刺情報
- 【6】まとめ
【1】そもそもインサイドセールスとは
インサイドセールスとは、社内から電話やメール、チャットを使用して、見込み顧客にアプローチを図る営業手法(または職種)をいいます。
主な役割は見込み顧客を育成して商談を創出することです。企業に応じて役割は異なり、Web会議ツールで商談・契約まで行うこともあります。
インサイドセールスは、顧客の元へ訪問する必要がないため移動コストを削減できます。また、訪問が難しい遠方の顧客にアプローチすることも可能です。そのため、従来の営業手法と比較して効率的に商談を創出できます。
もともとは国土が広いアメリカで普及した営業活動手法ですが、営業活動が効率的に行えるとして日本企業でも導入されるようになりました。
下記の記事でインサイドセールスについて詳しく解説しています。
・インサイドセールスとは?役割・業務、メリット、体制構築/目標設計から事例までわかりやすく解説
【2】インサイドセールスツールの種類と特徴
インサイドセールスが導入すべきITツールは8つあります。
名刺管理ツール |
名刺データを一元管理するためのツール |
営業リスト作成ツール |
営業リストを簡単に作成するためのツール |
MAツール |
マーケティング活動を効率化するためのツール |
CRM/SFAツール |
営業活動を効率化するためのツール |
クラウド電話システム |
PCやスマホでインターネット通話するためのシステム |
アポ日程調整ツール |
日程調整を効率的に行うためのツール |
WEB会議ツール |
オンライン上で商談・会議するためのツール |
業務改善・教育ツール |
営業トークをスコアリングできるツール 通話データを分析して顧客ニーズを特定できるツール |
ここでは、各ツールの特徴について詳しく解説します。
(1)名刺管理ツール
名刺管理ツールとは、スマートフォンまたはスキャナーから名刺情報を取り込み、一元管理するためのツールです。名刺データをクラウド上で一元管理することで、名刺の紛失や情報漏洩を防止できます。
会社名や部署名、担当者名でデータ検索したり、メール送付したりできます。相手も同じ名刺管理ツールを使用している場合は、部署異動などの情報を受け取ることが可能です。
(2)営業リスト作成ツール
営業リスト作成ツールとは、営業先の情報を収集してリストを作成できるツールです。企業情報のデータベースが用意されており「業界」「地域」「企業規模」などの条件で絞り込むことで、ターゲット企業を集めた営業リストを簡単に作成できます。(※営業リスト作成ツールにより、検索条件が異なります。)
(3)MAツール
MAツールとは、マーケティング活動を効率化できるツールです。見込み顧客を属性(年齢・性別・興味関心)で分類して、メール配信したり、レコメンド表示させたりできます。また、メール開封率やWebサイト閲覧の行動履歴をスコアリングして、見込み度を把握することも可能です。スコアリングで高い数値が出ている顧客にアプローチをすれば商談を創出できます。
(4)CRM/SFAツール
CRM/SFAツールは「顧客情報」「案件情報」「取引履歴」を一元管理して、営業効率化できるツールです。CRMが顧客や案件情報のデータベース(台帳)で、SFAが営業効率化するための機能です。
CRMとSFAを利用すれば、顧客情報を参考に見積書を作成し、メール送付までをワンストップで行えるようになります。また、外出先から営業日報を作成できるようになります。
また、システム上に蓄積したデータを分析して営業戦略を見直すことも可能です。
(5)クラウド電話システム
クラウド電話システムとは、クラウド上のPBXを利用することでインターネット通話が楽しめるシステムです。PBXとPC・スマホを接続すれば電話機として使用できます。さまざまなデバイスで会社の固定電話を使用できるため、テレワーク導入など働き方改革を実現できます。
クラウド電話システムではアプリが提供されており、顧客情報画面をタップするだけで電話をかけることが可能です。また、着信時には、顧客情報をポップアップ表示してくれるなど営業効率化できます。
(6)アポ日程調整ツール
アポ日程調整ツールは、日程調整を効率化できるツールです。次のような方法で、連絡の往復をせずに日程調整が行えます。
[アポ日程調整ツールの使い方]
- カレンダーのURLを発行する
- 相手にカレンダーのURLを送付する
- カレンダー上の空いている日程で都合が良い日を選択してもらう
- アポ日程が確定する
- アポ日程の確定のお礼メールを自動送信する
日程調整の手間を省けば、営業活動に集中できるようになります。
(7)WEB会議ツール
WEB会議ツールとは、オンライン上で会議や商談、セミナー、イベントが行えるツールです。参加者は会場に出向く必要がなく、好きな場所から参加できます。そのため、リモートワークには必須のツールです。
オンライン上で通話を楽しめるだけでなく、ファイルを共有したり、通話を録音・撮影したりすることもできます。オンライン商談を行う際に役立つツールです。
(8)業務改善・教育ツール
業務改善・教育ツールとは、顧客との通話をテキスト化して「商談の創出が上手い人はどのようなアプローチをしているのか?」「通話する上で被り率、抑揚などは適切かどうか?」など営業活動を見直すことができるツールです。AI搭載型の電話サービスが主流で、教育ツールとして活用すれば営業トーク力を磨けます。
【3】自社に最適なツールの選び方・比較のポイント
インサイドセールスツールは8つに分類できると説明しましたが、さまざまなツールがあります。そのため、自社に最適なツールはどれなのかわからずに悩んでしまうこともあるでしょう。そのような方向けに、インサイドセールスツールの選び方・比較のポイントをご紹介します。
(1)目的に合わせて選ぶ
インサイドセールスツールは目的に合わせて選ぶことが大切です。そのため、3STEPで目的を明確に定めましょう。
1.現状を把握する
まずは現場の社員同士で話し合い、細かなタスクまで洗い出します。社内の現状を把握して、各プロセスがどの程度の工数かかっているかを把握しましょう。現場の社員同士で情報共有することで、属人化していた業務を明らかにできます。
2.課題を洗い出す
現状を把握できたら、業務プロセスのどの箇所を効率化できるか考えていきます。例えば、インサイドセールスの営業活動が属人化してしまい、社内にノウハウが蓄積されていないなど課題として洗い出します。どの箇所に課題を感じているのか、現場の社員に聞くことが重要です。
3.要件定義
課題を洗い出したら、どのようなインサイドセールスツールを導入すべきか要件を定義しておきましょう。要件を定義しておくことで、自社が求めたい機能が明らかになり、コストバランスの良いツールが選べるようになります。さまざまな種類のツールがある場合でも、数種類に絞り込み比較・検討できるようになります。
(2)ツールを比較する
インサイドセールスツールを数種類に絞り込んだ後は4つポイントを比較しましょう。
1.料金体系(課金システム)
各ツールにより料金体系(課金システム)が異なります。課金システムは2通りあります。
- 従量課金:利用量に応じて請求金額が変動する料金体系
- 月額料金:毎回の請求金額が一定の料金体系
そのため、自社にとってコストパフォーマンスが良い課金システムのツールを導入するようにしましょう。
2.連携・拡張性
社内で利用しているシステムとインサイドセールスツールを連携して業務効率化を図りたい場合は、連携が可能であるか確認をしましょう。
インサイドセールス部門を立ち上げる際は、同じシリーズのツールを購入することをおすすめします。なぜなら、コストが抑えられて業務効率化を図れるためです。
3.操作性
インサイドセールスツールは操作性を重視するようにしましょう。なぜなら、インサイドセールスツールの操作が難しいと業務が停滞してしまうためです。
よくある失敗例として、高機能なツールを導入したけれど定着しないなどが挙げられます。このような失敗を防ぐためにも、現場の人にインサイドセールスツールを体験してもらいましょう。
無料トライアルを提供しているため、操作してみることをおすすめします。
4.カスタマーサポート
インサイドセールスツールを導入する際は、カスタマーサポートが充実しているか確認しておきましょう。インサイドセールスツールの導入から定着まで、伴走型で支援してもらえば、ITに詳しくない方でも安心でいます。
また、インサイドセールスツールではインターネット接続不良などのトラブルが発生する恐れがあります。このようなトラブルが発生した場合でも、カスタマーサポートがあれば対応してもらえます。カスタマーサポートは「どのような形でサポートしてくれるのか?」「営業時間内にサポートしてもらえるか?」を確認するようにしましょう。
【4】オススメのインサイドセールスツール
インサイドセースツールの比較方法をご紹介しましたが、より簡単に選びたい方もいるでしょう。そのような方向けにおすすめのインサイドセールスツールをご紹介します。気になるインサイドセールスツールへお問い合わせしてみてください。
(1)名刺管理ツール
おすすめの名刺管理ツールは3つあります。
1.Sansan
引用:『Sansan』
Sansanは9,000社以上に導入されている名刺管理ツールです。
大きな特徴は100万件を超える企業情報と約20万件の役職者情報のデータベースが用意されていることです。名刺データとデータベースを紐づけることで接触の有無を確認できます。
接触したことがある役職者にはメールを送付し、接触したことがない役職者にはDMでアプローチすることが可能です。
また、相手がSansanユーザーで登録情報を変更した場合も通知がくるため、組織改編や人事異動などの情報も得られます。つまり、最新情報を見た上でアクションできます。
[料金体系]
要お問い合わせ
2.CAMCARD BUSINESS
引用:『CAMCARD BUSINESS』
CAMCARD BUSINESSは世界中で利用されており、1億人ユーザーを誇る名刺管理アプリです。国内にて販売後1年間で約1,000社に導入されました。
1,000社以上に選ばれている理由は、特許技術で高性能・高速(最短5秒)なスキャンが行えるためです。オフィスにある大量の名刺もスキャナーで一括取り込みができ、瞬時にデータ化できます。コストパフォーマンスを追求したアプリで、他社の価格の半額程度で利用できることも魅力です。
[料金体系]
- STANDARD:月額1,700円/ID
- PROFESSIONAL:月額2,500円/ID
3.ホットプロファイル
引用:『ホットプロファイル』
ホットプロファイルは、ホットアプローチと一緒に使用することで「新規開拓」「名刺管理」「営業支援」までワンストップで行えるツールです。
470万社以上の企業情報データベースが用意されているため、ターゲット企業を絞り込むだけで営業リストが作成できます。お問い合わせフォームに自動で営業してもらえて、反応があったお客様をフォローするだけで見込み顧客を獲得することが可能です。そのため、見込み顧客の獲得をするためのリソース不足を解消することができます。
[料金体系]
要お問い合わせ
(2)営業リスト作成ツール
おすすめの営業リスト作成ツールは4つあります。
4.Urizo
引用:『Urizo』
Urizoは、75,000社が利用しているリスト作成ツールです。iタウンページやハローワークなどから収集した全国560万件以上の企業情報がデータベース化されており、1件0.88円程度でダウンロードすることができます。
また1週間の無料トライアルが用意されており、1,550件の企業情報であれば無料で収集できます。FAX DM代行サービスがあるため、集めたリストにFAXを流すことも可能です。
[料金体系]
- ベーシック:月額9,900円
- スタンダード:月額15,400円
- プレミアム:月額23,100円
- スーパープレミアム:月額44,000円
5.BIZMAPS
引用:『BIZMAPS』
BIZMAPSは月100件までのダウンロードであれば完全無料で利用できるリスト作成ツールです。100件以上の場合は、リスト個別購入または月額料金を支払う形となります。
約200万社の企業情報データベースから、ターゲット企業の情報を取得できます。
BIZMAPSの大きな特徴は独自の検索方法があることです。「今年求人を行っている企業」「3年連続で展示会に出展している企業」「TVメディアに取り上げられた企業」などでデータを絞り込むことが可能です。そのため、求人を掲載している企業やTVメディアに取り上げられた企業の情報を得たいという方におすすめです。
[料金体系]
- 定額プラン1000:月額4,980円~
- 定額プラン5000:月額24,900円~
※データ個別購入もあり
6.スピーダ
引用:『スピーダ』
スピーダは、データとAIを活用して業務効率化するツールです。150万社の信頼できる企業情報が登録されており、AIが理想の顧客に近い営業先をピックアップしてくれます。
また、営業アプローチの結果(商談化率・受注率)を見直し、営業戦略のPDCAサイクルを回すことも可能です。営業の効率が上がらない場合は、頼れるコンサルタントに相談しながら営業戦略を見直すことができます。その営業活動を見直し、業務変革が行えます。
[料金体系]
要お問い合わせ
7.ココリスト
引用:『ココリスト』
ココリストは、企業情報850万件が登録されているリスト作成ツールです。業界最安級の料金体系が魅力で、エンタープライズ版であれば1件当たり0.57円程度でダウンロードできます。
リスト作成ツールの操作性にもこだわっており、「地域」または「業種」を選択するだけで営業リストが作成できます。データ取り込み中に、他のデータを収集することも可能です。
無料版を申し込めば、1,500件分のリスト収集が行えるため操作性、データの質を試せます。
[料金体系]
- ライト版:月額4,980円
- スタンダード版:月額8,300円
- プロ版:月額14,500円
- エンタープライズ版:月額28,900円
(3)MAツール
おすすめのMAツールは4つあります。
8.SATORI
引用:『SATORI』
SATORIは1,500社以上に導入されているMAツールです。
SATORIは、Webサイトを訪問したりメールを開封したりする見込み顧客の動きを24時間365日記録しています。頻繁にWebサイトを訪問してくれた人や資料請求してくれた人をホットリードとして通知してくれるため、ニーズが顕在化した顧客を取りこぼす心配がありません。
顧客の興味・関心に合わせたメールやレコメンド、顧客フォローを自動化することができるため、顧客フォロー体制を強化できます。
[料金体系]
- 初期費用:300,000円
- 月額費用:148,000円
9.b→dash
引用:『b→dash』
b→dashは業界を牽引する大手企業やスタートアップ企業など1,000社以上に導入されているMAツールです。
B→dashのCDPに顧客データや商品データ、購買データなどを蓄積することで、マーケティング、カスタマーウォッチ、Web接客が全て行えるオールインワンツールです。
「顧客情報に●●のデータも取り入れたい」という場合でも、ノーコードでデータベースを構築できるため、データを上手く活用できるようになります。ノーコードを操作できるか不安という方向けに、伴走型のサポートも用意されているため、IT知識がない方でも操作できます。
[料金体系]
要お問い合わせ
10.SHANON MARKETING PLATFORM
引用:『SHANON MARKETING PLATFORM』
SHANON MARKETING PLATFORMは、自社製品・サービスへの興味度合いで、顧客を管理しアプローチできるMAツールです。
SHANON MARKETING PLATFORMは、WebサイトやSNSなど幅広いマーケティングチャネルに対応することが可能です。また、オンライン上の行動履歴だけでなく、オフラインの行動履歴を蓄積できます。そのため、顧客の自社製品・サービスへの興味度合いを緻密に把握してアプローチすることが可能です。
MAツール導入前から導入後まで一貫してサポートしてくれるため、初めてMAツールを導入する方も安心できます。
[料金体系]
月額120,000円~
11.Adobe Marketo Engage
引用:『Adobe Marketo Engage』
Adobe Marketo EngageはAdobe社が提供するMAツールです。
大きな特徴はAIが搭載されていることです。生成AIを利用して、見込み顧客を惹きつけるメールを作成できます。生成AIでメールが作成できるため、1人1人の顧客にパーソラナイズ化したメールが送付できます。
マーケティング活動状況をデータ分析でき、どのようなコンテンツが閲覧されるか効果測定することも可能です。そのため、マーケティング活動のコンテンツを見直し、強化することができます。
[料金体系]
要お問い合わせ
(4)CRM/SFAツール
おすすめのCRM/SFAツールは4つあります。
12.Salesforce Sales Cloud
Salesforce Sales Cloudは世界中の企業に導入されているCRM/SFAツールです。大きな特徴は「生成AI」と「予測AI」が搭載されていることです。
生成AIを使用すれば、顧客情報をもとにパーソナライズ化したメールを自動で作成できます。そのため、フォローアップのための連絡が数秒で終えられます。また、CTIと連携すれば、顧客との会話の要点を整理してSFAに転記してもらうことも可能です。
予測AIを使用すれば、どの顧客から優先的にアプローチすべきかを教えてもらえたり、どの程度の売り上げになるか予測してもらえたりします。そのため、生成AIと予測AIで営業効率化を図りたい方におすすめです。
[料金体系]
- Starter:月額3,000円/ユーザー
- Professional:月額9,600円/ユーザー
- Enterprise:月額19,800円/ユーザー
- Unlimited:月額39,600円/ユーザー
- Einstein 1 Sales:月額60,000円/ユーザー
13.eセールスマネージャーRemix Cloud
eセールスマネージャーRemix Cloudは、5,500社以上に導入されている国産のCRM/SFAツールです。
シングルインプット・マルチアウトプットを採用しており、営業活動の報告を入力すれば「顧客情報」「商談情報」「スケジュール」などに情報が反映されるようになっています。そのため、データを重複入力する必要がありません。
営業先から活動報告を入力してもらえば、リアルタイムで情報共有されて、営業状況を把握できます。
eセールスマネージャーRemixは、CRM/SFAツールが定着することを大切にしており、専任のアドバイザーが伴走支援してくれます。そのため、CRM/SFAツールを使いこなせるか不安という方におすすめです。
[料金体系]
- スタンダード:月額11,000円/ユーザー
- ナレッジシェア:月額6,000円/ユーザー
- スケジュールシェア:月額3,000円/ユーザー
※30名以下の企業向けのeセールスマネージャーRemix MSもあります。
14.HubSpot
引用:『HubSpot』
HubSpotは、世界21万社に導入されているCRM/SFAツールです。6つのサービスから必要なものを組み込めます。
- Marketing Hub:マーケティング活動を自動化するツール
- Sales Hub:見積書作成など営業効率化するツール
- Service Hub:ナレッジベースなど、カスタマーサービスを強化するツール
- Content Hub:AI生成でWebサイトやコンテンツを作成するツール
- Operations Hub:データを同期するツール
- Commerce Hub:請求書や支払いリンクを管理するツール
HubSpot が提供する6つのHubを組み合せば、自社にあったCRM/SFAを導入できます。
[料金体系]
- Marketing Hub 月額96,000円~
- Sales Hub 月額10,800円~
- Service Hub 月額10,800円~
- Content Hub 月額2,400円~
- Operations Hub 月額86,400円~
- Commerce Hub:トランザクションイに対してのみ料金が発生(75%)
15.Mazrica Sales
引用:『Mazrica Sales』
Mazrica Salesは、AIが搭載された国産のCRM/SFAツールです。
案件の受注確度や契約日、契約金額など過去の案件を機械学習していき、案件を受注するためのアドバイスをしてもらえます。受注確度が高い案件をわかりやすく表示してくれて、スコアだけでなく、受注できる理由まで表示してくれます。
過去にはどのようなアプローチをして受注をしているか把握した上で、顧客にアプローチできるため、契約が獲得しやすくなるのです。そのため、顧客を深く理解した上で営業アプローチすることができます。
[料金体系]
- Starter:月額27,500円
- Growth:月額110,000円
- Enterprise:月額330,000円
※ユーザー数や機能により料金が変動します。
(5)クラウド電話システム
おすすめのクラウド電話システムは3つあります。
16.pickupon(ピクポン)
引用:『pickupon(ピクポン)』
pickupon(ピクポン)は、AIが通話内容を要約して記録してくれるクラウド電話システムです。CRM/SFAツールに会話内容を自動で入力してもらえるため、ツールへの入力漏れ問題を解決できます。顧客とのやり取りを共有すれば、営業プロセスの属人化問題も解決できます。さらに、顧客との会話で顧客インサイトの分析をすることも可能です。
pickupon(ピクポン)はCRM/SFAツール、チャットツールと連携し、情報共有を強化できます。そのため、顧客の会話を大切なデータとして扱いたいとお考えの方に向いています。
[料金体系]
月額6,000円/ID
17.CallConnect(コールコネクト)
引用:『CallConnect(コールコネクト)』
CallConnectは、最短即日から利用できるクラウド電話システムです。3,000ユーザー以上に利用されており「電話番号の取得にかかる時間を1か月から1日に短縮できた」「在宅勤務の体制を整えられた」と高く評価されています。
「電話番号」「電話帳」「通話履歴の保存」と機能を絞り込めばStarterプランで済み、リーズナブルな価格で利用することができます。BasicプランやProプランを利用すれば、キューイングやモニタリング、録音解析も可能です。つまり、コールセンターを立ち上げられます。
3つのプランが選べるため、自社の利用目的に合うクラウド電話システムが導入しやすいです。
[料金体系]
- Starter:月額2,400円/1ライセンス
- Basic:月額4,600円/1ライセンス
- Pro:月額8,800円/1ライセンス
18.BIZTEL(ビズテル)
引用:『BIZTEL(ビズテル)』
BIZTEL(ビズテル)は、コールセンターからFMCまで幅広い電話サービスを提供しています。電話サービスは主に4つに分類できます。
- BIZTELコールセンター:多彩な機能が標準搭載されているクラウド電話システム
- BIZTELコールセンターPCI DSS:PCI DS準拠のセキュリティ要件を満たしたクラウド電話システム
- BIZTELモバイル:携帯電話の内線化を実現するクラウド電話システム
- BIZTELビジネスフォン:在宅勤務や複数拠点の内線化ができるクラウド電話システム
そのため、利用目的に合ったクラウド電話システムを導入できます。
[料金体系]
- BIZTELコールセンター 月額81,000円~
- BIZTELコールセンターPCI DSS 要お問い合わせ
- BIZTELモバイル 月額30,000円~
- BIZTELビジネスフォン 月額21,000円~
※初期費用もかかります
(6)アポ日程調整ツール
おすすめのアポ日程調整ツールは3つあります。
19.TimeRex
引用:『TimeRex』
TimeRexはフリープランがあるアポ日程調整ツールです。フリープランでも日程調整回数は無制限です。複数名のスケジュールを考慮した日程調整は、2名までしか行えません。しかし、担当者と顧客間の日程調整であれば、フリープランで満足できるでしょう。
TimeRexは、GoogleカレンダーやOutlook予定表と連携できて、カレンダーに予定を入れれば自動で反映されます。また、Web会議を連携しておけば、Web会議URLも自動発行してもらえるため、日程調整の手間を大幅に省けます。
[料金体系]
- フリープラン:無料/ライセンス
- ベーシック:月額900円/ライセンス
- プレミアム:月額1,500円/ライセンス
20.調整アポ
引用:『調整アポ』
調整アポはフォローアップまで自動化できるアポ日程調整ツールです。日程調整を効率化するだけでなく、リマインドメールの自動送信やSFAの入力まで行ってもらえます。機能が豊富で3社間以上の日程調整や複数人での日程調整も行えます。
大きな特徴は、アカウント課金でないことです。そのため、アポ日程調整ツールを使用する人数が増えるほどお得に利用できます。導入企業様も「投資対効果が決め手となった」と回答しているため、月額料金型のサービスをお探しの方におすすめです。
[料金体系]
要お問い合わせ
21.eeasy
引用:『eeasy』
eeasyは上場企業やベンチャー企業を中心に5万社以上に導入されているアポ日程調整ツールです。
大きな特徴は、さまざまな日程調整が行えることです。例えば、同席を希望したい場合は、担当者の自動割り当てができます。また、訪問や来客など3社以上の日程調整の場合は、会議室を同時に確保することが可能です。さらに、定期的な会議の予定を入力することもできます。
大企業の厳しいセキュリティ審査をクリアしているツールのため、安心して利用できます。
[料金体系]
月額850円/ユーザー
※eeasyを使用して6回以上日程調整した場合は850円かかります。
(7)WEB会議ツール
おすすめのWEB会議ツールは3つあります。
22.Zoom
引用:『Zoom』
Zoomはシンプルで使いやすいインターフェースで支持を集めているWEB会議ツールです。画面共有や録画、チャットなどの基本機能に加えて、バーチャル背景など多彩な機能が揃っています。
大きな特徴は1,000人以上の同時接続しても通信が安定していることです。そのため、大規模な会議やイベント開催時におすすめです。
[料金体系]
- ベーシック:無料/ユーザー
- プロ:月額1,999円/ユーザー
- ビジネス:月額2,749円/ユーザー
23.Google Meet
引用:『Google Meet』
Google Meetは、Google Workspaceに含まれているWeb会議サービスです。Google Workspaceのユーザーであれば追加料金なしでGoogle Meetを使用できます。クラウド録画なども追加料金はかかりません。
Googleカレンダーとの連携ができて日程調整することができます。また、YouTubeヘのライブ配信も可能です。そのため、Google Workspaceユーザーの方に、Google Meetはおすすめです。
[料金体系]
- Business Starter:月額680円/月
- Business Standard:月額1,360円/月
- Business Plus:月額2,040円/月
- Enterprise:要お問い合わせ
24.Microsoft teams
引用:『Microsoft Teams』
Microsoft TeamsはMicrosoft365(Word、Excel、PowerPointなど)とスムーズに連携ができるWeb会議ツールです。
チャット、ファイル共有など、さまざまな機能が搭載されているため、チームの共同作業が捗ります。Microsoft Teams for Educationもあり、オンライン学習ツールとして多くの人に利用されています。そのため、メンバーで共同作業したい場合におすすめです。
[料金体系]
- Microsoft Teams Essentials:月額599円/ユーザー
- Microsoft 365 Business Basic:月額899円/ユーザー
- Microsoft 365 Business Standard:月額1,874円/ユーザー
(8)業務改善・教育ツール
おすすめの業務改善・教育ツールは2つあります。
25.Miitel(ミーテル)
引用:『Miitel(ミーテル)』
MiiTel(ミーテル)は、2,200社以上の導入されている音声解析AIツールです。電話やWeb会議、対面の全ての会話内容をAIで解析できます。MiiTelを活用すれば、トップ営業の話し方の特徴を分析、可視化できます。可視化した情報を全社員に共有すれば、営業強化することが可能です。
また、全ての通話内容は自動録音・文字起こしでき、各オペレーターの通話状況を把握でき、指導ができます。また、MiiTelには「話す速度」「ラリー回数」「被せ率」をAIがスコアリングしてくれる機能もあるため、オペレーター自身でトークの訓練をすることも可能です。そのため、インサイドセールスの教育負担を減らすことができます。
[料金体系]
月額5,980円/ID
26.amptalk(アンプトーク)
引用:『amptalk』
amptalk(アンプトーク)は、商談データの書き起こし、話者分離・解析ができるツールです。Amptalkを活用すれば、コネクト率を時間帯ごとに把握でき、架電に集中する時間と記録作業する時間を分離できます。また、商談化しやすい顧客にはどのような特徴があるかを分析することも可能です。分析結果をもとに従業員を教育すれば、商談化率を大幅に上げることができます。
[料金体系]
要お問い合わせ
【5】テレマ型リード獲得サービスという選択肢も!
インサイドセールス業務向けにおすすめツールを使用すれば、営業活動を効率化できます。
しかし、自社でインサイドセールスを行うと「代表電話の受付を突破できない」「決裁者に電話が繋がらない」などの壁にぶつかることもあるでしょう。そのような課題を抱えたときは、インサイドセールスの代行も1つの選択肢です。
マイナビTECH+では、テレマ型獲得サービスを提供しているため、ぜひご利用ください。ここでは、テレマ型獲得サービスについて簡単にご紹介します。
特徴①100%セグメンテーション
マイナビTECH+のテレマ型獲得サービスでは、初回、お客様からターゲット企業についてヒアリングさせて頂きます。その上でマイナビTECH+が保有する全国840万社のリストから、ターゲット企業に絞り込んだ営業リストを作成してアプローチしていきます。
マイナビTECH+の保有リストを利用することで、コールリストの収集の手間を省けます。
特徴②2度の営業許諾を取得済み
マイナビTECH+のテレマ型獲得サービスは、マイナビニュース名義でテレアポをかけて「お客様によって参考になるホワイトペーパーをご案内したいのですが読んで頂けますか?」と電話をかけて承諾を取ります。
その後に、ホワイトペーパーの感想を聞き、興味・関心度の高い方に、情報提供及び営業許諾を得たものをリードとして納品しています。
2度の営業許諾を取得しているため、テレマ型獲得サービスで納品したリードに電話をかければ、電話接続率が高い傾向にあります。
特徴③最新の名刺情報
マイナビTECH+のテレマ型獲得サービスでは、営業電話の承諾が獲得できた際に、部署名や担当者名を再度確認しています。お電話にて相手からお伺いした最新情報をリードに反映させているため、効率よく架電することができます。
「従業員が部署移動して電話が繋がらない」「従業員が退職して電話が繋がらない」などのような事態も起きません。そのため、質の高いリードが欲しい方は、ぜひご相談ください。
【6】まとめ
インサイドセールスが導入すべきITツールは8つあります。「名刺管理ツール」「営業リスト作成ツール」「MAツール」「CRM/SFAツール」「クラウド電話システム」「アポ日程調整ツール」「WEB会議ツール」「業務改善・教育ツール」です。この記事では、おすすめのツールをご紹介しました。そのため、自社に合うツールを導入してみてください。
また、インサイドセールスで営業活動を効率化したいけれど、見込み顧客の育成が上手くいかないなどのお悩みを抱えた場合は代行サービスを利用するのも1つの選択肢です。
マイナビTECH+のテレマ型獲得サービスを利用して頂ければ、質の高いリードを100件からご案内することが可能です。そのため、見込み顧客の商談化に悩みを抱えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
【TECH+マーケティング責任者】武本 大平
2021年からTECH+ のマーケティング部門立ち上げを推進。現在はTECH+マーケティング担当として、 各プロダクトの販促や各種マーケティングアクティビティの立案・実行を担当。マーケティング実務検定3級、SEO検定1級、ネットマーケティング検定を保有。