もう迷わない!オススメのウェビナー用マイク11選と選び方を解説

おすすめのウェビナー用マイク11選と選び方を徹底解説

ウェビナー開催に欠かせないのがマイクです。

PC内蔵マイクでも対応可能ですが、音声の乱れや雑音が入るなどのトラブルが生じ、参加者の満足度が低下する可能性があります。

外部マイクを導入すれば、安定した高音質でウェビナーを届けられるようになるのです。

本記事では、ウェビナー用マイクの選び方やおすすめの製品11選をご紹介します。

【1】PC内蔵マイクでは不十分な理由

ウェビナーはPCやスマートフォン内蔵のマイクで配信することも可能です。しかし、内蔵マイクだと聞こえにくく、雑音を拾うなどの可能性が生じます。結果的に、参加者のウェビナー体験が低下し、離脱率の向上、アンケートや商談の獲得につながらなくなるのです。

マイクは音声に大きな影響を及ぼすからこそ、外部マイクを購入しましょう。具体的な製品は後述しますが、1万円以下で購入できるマイクもあるため、ウェビナー開催前にはマイクを購入するのがおすすめです。

オーディオインターフェースも併せて必要

外部マイクを購入する際は、オーディオインターフェースも必要になります。オーディオインターフェースとは、マイクや楽器をPCにつなぐことで、マイクから入力された音声をPCで取り扱えるようにデジタルデータ化する機器です。

PCにもマイク入力は搭載されていますが性能は低いため、音割れや音が遅れて聞こえるなどの問題が生じる可能性があります。オーディオインターフェースを導入すれば、そのような問題を解消しながら、高品質の音声を配信できるのです。

 

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【2】自社にあったウェビナー用マイクを選ぶポイント

ウェビナー用マイクといっても種類は様々。自社に適したウェビナー用マイクを選ぶためには、下記ポイントをおさえましょう。

  • 指向性
  • 接続方式
  • マイクの形状
  • 登壇者の数

ここからは、各ポイントの詳細を解説します。

1.指向性

マイクの指向性とは、マイクが音を拾う方向性のことです。マイクの指向性は大きく「単一指向性」と「無指向性」に分けられます。単一指向性とは、ひとつの方向から音を拾うのを得意としたマイクです。それに対し、無指向性はマイクの周辺360度で聞こえる音を拾います。

ウェビナーの内容により、最適なマイクの指向性は異なります。例えば、一人の登壇者が話す場合は、登壇者のみの声を拾い、周辺の声や雑音を防ぐ単一指向性がいいでしょう。一方、複数登壇者が話し、会場周辺の音も拾いライブ感を出したい場合は、無指向性がおすすめ。

2.接続方式

マイクとPCの主な接続方式は以下の通りです。

  • USB
  • ステレオミニ
  • Bluetooth

この中でおすすめなのはUSBです。ステレオミニは変換が必要になる場合があり、Bluetoothは不安定な接続や遅延が生じる可能性があるためです。オーディオインターフェースを導入すれば、XLAやRCAなどの有線と接続できるようになり、高品質の音声でウェビナー配信ができるようになります。

3.マイクの形状

見落としがちなのがマイクの形状です。例えば、ヘッドセット型のマイクは高い音質を実現しますが、それほど見た目はよくないかもしれません。もし身振り手振りを交えて講演する場合は、胸元に装着するタイプのマイクがおすすめです。

4.登壇者の数

マイクを選ぶ際は、登壇者の数も考慮しましょう。例えば、複数の登壇者がディスカッションをする場合、単一指向性のマイクでは十分に対応できません。この場合、単一指向性のマイクを複数用意し、ミキサーで接続するのが有効です。ミキサーとは、音の加工・調整をして、音声を聞き取りやすくする機材のこと。複数人が同時に話したり、BGMを流したりする場合は、ミキサーの導入も検討しましょう。

【3】1万円以下で購入できるウェビナーにおすすめのマイク5選

ここからは、1万円以下で購入できるおすすめのウェビナー用マイクをご紹介します。

1.EPOS | SENNHEISER SC60USB ML

EPOS SENNHEISER SC60USB ML

出典:EPOS

SENNHEISER SC60USB MLは有線の両耳型ヘッドセットです。独自機能とノイズキャンセリング機能が搭載されており、自然でクリアな音声を実現します。装着感も優れており、コールセンターで導入されることが多い本格的なヘッドセットです。

2.SONY ECM-SP10

SONY ECM-SP10

出典:SONY

ECM-SP10はホルダークリップ付属の小型マイクです。外部ノイズに強いブラス、低ノイズのマイクカプセルを採用することで、小型ながらも高音質を実現。また、スマートフォンの録音アプリと連携できるため、ウェビナーのほか、取材や会議などの録音にも使えます。税込み2,970円と導入しやすい価格も魅力的です。

3.iRig Mic Lav

iRig Mic Lav

出典:IK Multimedia

iRig Mic Lavは胸元につけるタイプのマイクです。無指向性のマイクであり、高品質な音声を実現。また、息や風によるノイズを防止するパーツも搭載されているため、思い切りよく話すことができます。ケーブルの長さは150㎝と十分であり、ウェビナーやインタビュー動画の撮影など幅広い用途で活用できます。

4.Ashuneru 高性能 エレクトレッ ト コンデンサーマイク

Ashuneru

出典:Amazon

エレクトレット式コンデンサーマイクは、PCやスマートフォンなどとつなげるだけで、すぐに活用できるマイクです。無指向性のマイクとなっているため、複数人のディスカッションや会議、インタビューなどで活躍します。また、卓上マイクや胸元装着マイクなど用途に応じて、自由にスタイルの変更が可能です。

5.audio-technica AT2020

audio-technica AT2020

出典:audio-technica

AT2020は、全世界販売累計数100万本を超えるロングセラー商品です。単一指向性のコンデンサーマイクであり、スタジオクオリティの音声を実現します。多くのミュージシャンやポッドキャスター、ストリーマーなどに活用されていることからも、高いパフォーマンスに期待できます。値段は税込み12,980円ですが、コストパフォーマンスは非常に高い製品です。

【4】ウェビナー品質を高める本格的なマイク6選

ここからは、ウェビナー品質を大きく高める高性能マイク6選をご紹介します。

1.AT2020USB+

AT2020USB+

出典:audio-technica

AT2020USB+は、USBで簡単接続するコンデンサーマイク。高品質A/Dコンバーターを搭載しているため、場所を問わず高音質のサウンドを実現します。また、マイク本体にヘッドホン端子が搭載されており、音の表現力と能率が高くなっているのです。音の遅延もないため、快適にポッドキャストやセミナーの録音もできます。

2.Blue Microphones Yeti

Blue Microphones Yeti

出典:Blue

Yetiは、ポッドキャストやレコーディング、ゲーミングなど高音質が求められるコンテンツ制作に使用されるマイクです。最大の特徴は、独自開発のトリプルカプセル技術により、4種類の指向特性パターンを活用できること。また、ヘッドフォンボリュームや指向性選択、インスタントミュート、マイクロフォンゲインを調節するためのコントローラーが搭載されているため、ウェビナーや録音をしながら簡単に調整できます。

3.SHURE MV7

SHURE MV7

出典:SHURE

MV7は、USB出力とXLR出力の両方を装備したダイナミックマイクロホンです。USB接続をすれば、専用のデスクトップアプリを使用して、リアルタイムかつ自動でボーカルトーンやマイクから口元までの距離などを調整できます。そのため、音声編集の時間が減り、効果的にウェビナーや動画コンテンツの作成が可能です。

4.SPEAK 410

SPEAK 410

出典:JABRA

SPEAK 410は、無指向性の高性能マイクです。会議のために作成されたマイクであり、複数人の声をクリアで明瞭なサウンドに変換します。DSPテクノロジーが搭載されており、最大音量でもエコーや歪みの心配はありません。コンパクトな設計のため、簡単に持ち運びとセットアップができます。

5.Blackwire C3200

Blackwire C3200

出典:Poly

Blackwire C3200は、最高品質のオーディオ体験を提供するヘッドセットです。ノイズキャンセルやダイナミックEQなど音声を最適化する機能が豊富に搭載されています。デザインはスタイリッシュかつ快適な付け心地で、ヘッドセットが外れる心配も不要です。有線のヘッドセットのため、PCやスマートフォンなどと簡単に接続できます。

6.EPOS SP20

EPOS SP20

出典:電話会議ドットコム

EPOS SP20は、スタイリッシュなデザインが特徴の遠隔会議用マイクスピーカー。無指向性のため、本体の360度、半径最大約1.5mを収音できます。USB Type-A端子と3.5mm 4極端子の2種類の端子に対応しているため、PCやスマートフォンに簡単に接続可能。満充電時の場合は、最大20時間の通話が可能なため、長時間にわたるウェビナーや遠隔会議でも安心です。

【5】ウェビナーでのマイクトラブル対処法

ウェビナーでよくあるマイクトラブルは下記のとおりです。

  • 雑音が聞こえる
  • 音が聞こえない
  • ハウリングが発生する

ここからは、それぞれの問題の対処法をご紹介します。

1.雑音が聞こえる

ウェビナー中に雑音が入る原因としては、使用機器に原因があると考えられます。特に、内臓マイクや無指向性マイクの場合、雑音やノイズも拾ってしまいます。無指向性マイクを所有している際は、マイクの設置場所を工夫しましょう。雑音が入らない場所にマイクを設置することで、雑音を除いた音声を届けられます。

2.音が聞こえない

PCとマイクが接続されているにもかかわらず、音が聞こえない場合は、誤った設定になっている可能性があります。PCとマイクの設定より、「有効」になっているかどうか確認しましょう。ただし、PCの設定で「有効」にしても音声が聞こえない場合があります。その場合は、アプリの設定より「オン」にしましょう。そのほか、マイクがミュートになっている可能性も考えられます。

3.ハウリングが発生する

ハウリングは、マイクやスピーカーから発せられた音が再びマイクによって拾われることで発生します。つまり、マイクやスピーカーをオフもしくはミュートにする、マイクの音量を調節することでハウリングは解消できます。また、マイクとスピーカーの位置や向きを調整するのも、ハウリング解消に有効です。

【6】ウェビナーに注力するならマイク以外の機材にも投資しよう      

ウェビナーに注力するのなら、マイク以外の機材にも投資しましょう。どれだけ音声品質が良くとも、映像に乱れが生じれば、顧客満足度の低下につながります。特に、マイクと同じくらい重要なのが、映像品質を担うカメラです。

マイクとカメラさえ揃えておけば、高品質のウェビナーを開催できます。ウェビナー用マイクの選び方やおすすめ製品については、下記記事で詳細に解説しているので、ぜひこちらも参考にしてください。

KW「ウェビナーマイク」の記事を内部設置

 

【7】まとめ        

ウェビナーを開催したとしても、高音質の音声を届けることができなければ、アンケートや商談獲得にはつながりません。だからこそ、ウェビナー開催前には外部マイクを購入しましょう。マイクは1~2万円で購入でき、音声品質に大きな違いをもたらすため、コストパフォーマンスは高いです。ぜひ本記事を参考に、自社に適したウェビナー用マイクの購入を検討してみてください。

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