ウェビナーはリード獲得やリードナーチャリングに効果的な施策の1つです。
しかし、ウェビナーをただ開催するだけでは、十分な効果は見込めません。
ウェビナーでどんな効果が出ているのか、数字やデータを通して分析、改善をしていくことが重要です。
今回の記事では、ウェビナーで分析すべき8つの指標について紹介します。
ウェビナー
【TECH+マーケティング責任者】武本 大平 [2022.09.12]
ウェビナーはリード獲得やリードナーチャリングに効果的な施策の1つです。
しかし、ウェビナーをただ開催するだけでは、十分な効果は見込めません。
ウェビナーでどんな効果が出ているのか、数字やデータを通して分析、改善をしていくことが重要です。
今回の記事では、ウェビナーで分析すべき8つの指標について紹介します。
ウェビナーを開催する目的は「新規リードの獲得(リードジェネレーション)」と「リードの育成(リードナーチャリング)」の2つです。これらの目的を達成するためには、効果的なウェビナーを実施していくことが求められます。
効果的なウェビナーを実施していくためには、顧客の属性やニーズを正確に把握しなければいけません。
顧客の属性やニーズを正確に把握するためにも、ウェビナー開催後の分析が必要不可欠です。
顧客の属性やニーズが把握できれば、参加者にマッチしたウェビナーの開催、商品・サービスの提案ができるようになります。
下記の記事でウェビナーについて詳しく解説しています。
・ウェビナーとは?メリットやツールの選び方から、効果的に行うコツまでをご紹介!
下記の記事でウェビナーマーケティングについて詳しく解説しています。
・ウェビナーマーケティングとは?メリットから成果を出すポイントまで解説
開催後の分析を徹底することで、今後のウェビナーの改善や方針の見直しに役立ちます。
ここでは、ウェビナー開催後に分析すべき8つの指標を紹介します。
事前登録者数は、様々な流入経路を使ってウェビナーに登録した人数です。
ここで十分な申込数が見込めないと、後のリード獲得につながりません。
申込率が低い場合は、以下のような原因が考えられます。
集客が上手くいかないときは、以下のような改善方法がおすすめです。
下記の記事でウェビナーの集客方法について詳しく解説しています。
・【徹底解説】ウェビナーの集客方法14選!コツと改善方法もご紹介!
参加数は、ウェビナー開催当日に実際にウェビナーに参加した人、参加率は事前登録者数を母数とした参加人数の割合です。
後のリード獲得やナーチャリングにつなげるためにも、ある程度の参加数は担保しなければいけません。
ウェビナーを開催する以上、事前に登録した人全員に参加して欲しいものです。
しかし、必ずしも参加率が100%になるとは限らず、参加率が50%を切ってしまうこともあります。
これは開催日を忘れていた、平日開催のウェビナーで予定が合わなくなってしまったなどが原因として考えられます。
参加率は徹底して分析し、参加率が低いのであれば対策を講じる必要があります。
対策としては、以下のようなものが挙げられます。
リード獲得単価とは、1件のリードを獲得するためにかかる費用(コスト)を指します。
リード獲得単価の算出方法は以下の通りです。
「リード獲得単価=ウェビナー運営費用(コスト)÷リード獲得数」
リード獲得単価が低いほど、費用を抑えてリードを獲得できていることになります。
セミナーやウェビナーの場合、8,000円〜10,000円程度が相場です。
もし、リード獲得単価が平均以上であれば、費用が掛かりすぎているため、集客方法や予算を見直さなければいけません。
必ずしもウェビナーへの申し込みが売上につながるとは限りません。開催したウェビナーに対してかかった費用、獲得単価は必ず確認するようにしましょう。
下記の記事でリード獲得単価の相場について詳しく解説しています。
・【リード獲得単価の抑え方】相場、意識する6つのポイント、注意点、この記事で全部まるわかり!
申込者属性とは、年齢や性別、地域、職業など申込者が持っている情報のことを指します。
申込者属性を分析することで、より詳細な分析とターゲットにあわせた提案ができるようになります。
開催する際は「こういった人に来てほしい」という、ターゲットを設定します。
申込者属性を見て、どのような人が申し込んでいるかを確認してみましょう。
しかし、ウェビナーは気軽に参加できるという性質上、ターゲットでない人が参加することもあります。もし、ターゲットでないリードが多い場合、以下のような原因が考えられます。
この場合は集客方法だけでなく、ウェビナーの内容変更やターゲットが魅力的に感じるタイトルをつける必要もあるでしょう。
下記の記事でウェビナーのタイトル作成方法について詳しく解説しています。
・簡単4STEP!集客力を高めるウェビナータイトルの作り方!
アンケート回答率は、参加者数を母数としたアンケート回答数の割合です。
アンケートを活用することで、参加者の課題やニーズを探ることが可能です。
詳細な分析につなげるためにも、なるべく多くのアンケートを確保したいものです。
どれだけアンケートが回収できているか確認しましょう。
アンケートが回収できないと、正しい分析はできません。回収率が悪い場合は見直す必要があります。
下記の記事でウェビナーで利用するアンケートの作成方法について詳しく解説しています。
・ウェビナーでのアンケート項目例とサンプル・回答率を上げるコツをご紹介!
満足度は、ウェビナーに参加することで悩みが解決されたか、新しい気づきや発見があったのかなどを確認する指標です。
主催側では上手くできたと思っても、参加者側は問題や不満があったなど、アンケートを通してわかる気づきもあります。
満足度を確認することで、今後のウェビナーの方針や内容を決める際の判断材料となります。
満足度が低いと、商品・サービスに興味を持ってくれないどころか、今後のウェビナーにも参加してもらえない可能性もあります。
開催する以上、参加者にとって有益となるコンテンツを提供することが重要です。満足度が悪い場合は、目的や内容を見直す必要があります。
満足度が低かった場合はアンケート結果をもとに、内容や方針をブラッシュアップしていくことができます。
下記の記事でウェビナーの目標やポイントについて詳しく解説しています。
・ウェビナーとは?メリットやツールの選び方から、効果的に行うコツまでをご紹介!
アポ獲得率は、ウェビナー開催後、アポイントの獲得に成功した割合です。
算出方法は以下のとおりです。
「アポ獲得率(%)=アポ獲得数÷申込者数」
アポ獲得率は、ウェビナーにおける最重要の指標です。
アポ獲得率が悪いと売上につながらないため、しっかりと分析・向上させていく必要があります。
開催後は、お礼メールの送信やインサイドセールスによる架電を行い、参加者をフォローアップしていきましょう。
また、インサイドセールスの方法によってアポイント確率は大きく変わり、いかにしてナーチャリングを行っていくかが重要になります。
下記の記事でインサイドセールスでのナーチャリング方法について詳しく解説しています。
・インサイドセールスでリードナーチャリングを行う方法と成果を出すためのコツ!
契約率は開催後に獲得したアポから、どれくらい成約に至ったのかを示す指標です。
「商談率」「獲得率」「契約率」と呼ばれることもあります。
成約率は以下のように算出します。
「成約率(%)=獲得契約数÷アポ数」
成約率を把握することで、ターゲット設定にズレがあったのか、追加のフォロー対応に問題があったかなどを把握することができます。
ウェビナーの効果を最大化するためも、徹底した分析が必要です。
しかし、収集した情報やデータをまとめるためには、それなりの時間と労力が発生します。企画・運営を行いつつ、分析を行うのはなかなか骨が折れる作業かと思います。
TECH+はウェビナーに関するサポートを行うサービスであり、分析も行っています。
リード獲得単価やアポ獲得率、申込者属性など様々な指標を中心に分析しています。特に、申込者属性には力を入れており、以下のような項目をカテゴライズすることが可能です。
適切な指標を設定しているため、ウェビナーのどこに課題があるかを把握することが可能です。
TECH+では開催したウェビナーを正確に分析して、次のウェビナーに活かすためのフィードバックを提供します。
この強みを活かし、弊社は年間100件以上のウェビナーを主催しています。以下のページにウェビナーの開催レポートがあるので、興味がある方はご覧ください。
下記の記事でウェビナーの開催レポートを見る事ができます。
・ウェビナーレポート一覧
今回はウェビナーで分析する際にみるべき8つの指標について解説しました。
ウェビナーは実施するだけでは意味がありません。ウェビナーは分析してこそ、最大の効果を発揮します。
より良いウェビナーやリード獲得につなげていくためにも、必ず指標を設定・分析しましょう。
また、ウェビナー開催後のアポ獲得率を向上するためには、リードナーチャリングが必要です。
TECH+では、ウェビナーでのリード獲得、分析から、リードナーチャリングまで一気通貫で行うことが可能です。
「社内リソースがない」「自社で行うノウハウがない」そんな方は是非ご検討してみてください。
【TECH+マーケティング責任者】武本 大平
2021年からTECH+ のマーケティング部門立ち上げを推進。現在はTECH+マーケティング担当として、 各プロダクトの販促や各種マーケティングアクティビティの立案・実行を担当。マーケティング実務検定3級、SEO検定1級、ネットマーケティング検定を保有。
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