【比較表付き】おすすめのウェビナーツール17選!選び方が分かる!
ウェビナー
【TECH+マーケティング責任者】武本 大平 [2023.10.27]
目次
- 【1】ウェビナーとは?
- 【2】ウェビナーツールを導入するメリット
- 1.参加者とコミュニケーションが取りやすくなる
- 2.開催後に分析することができる
- 3.参加者を増やすことができる
- 【3】自社に最適なウェビナーツールの選び方
- 1.タイプ
- 2.料金体系
- 3.最大参加人数
- 4.機能性
- 5.サポート体制
- 6.他のツールとの連携性
- 【4】ウェビナーツールの一覧表
- 【5】ライブ配信に特化したおすすめのウェビナーツール4選
- 1.LiveOn
- 2.FreshVoice
- 3.MICE online
- 4.EventBASE
- 【6】オンデマンド配信に特化したおすすめのウェビナーツール2選
- 1.ネクプロ
- 2.J-Stream Equipmedia
- 【7】業務効率化におすすめのウェビナーツール4選
- 1.Bizibl
- 2.Cocripo
- 3.eventory
- 4.Adobe Connect for Webinars
- 【8】大規模開催におすすめのウェビナーツール4選
- 1.Zoom
- 2.V-CUBE セミナー
- 3.Cisco Webex Events
- 4.Smart vLive
- 【9】無料で利用可能なおすすめのウェビナーツール3選
- 1.Google Meet
- 2.Microsoft Teams
- 3.Youtube Live
- 【10】ウェビナーツールの活用事例
- 1.撮影スタジオを活用した共催ウェビナー事例
- 2.録画配信機能で見込み客の成功したウェビナー事例
- 【補足】ウェビナー支援サービスという選択肢も!
- まとめ
【1】ウェビナーとは?
ウェビナーとは、ウェブ(Web)+セミナー(Seminar)を合わせた造語でインターネット回線を通じてオンライン上で行うセミナーをいいます。
セミナー主催者がバーチャル上に会場を作って、参加者を招待します。参加者はインターネットに接続されたPCやスマホでバーチャル会場に行けるため自宅やオフィスなど場所を問わずにセミナーに参加が可能です。
ツールによって参加できる人数が異なりますが、ZOOMであれば、最大10,000人参加できます。このように大勢の人をイベントに招待できることが魅力です。
概要や開催方法について詳しく知りたい方は、下記の記事をお読みください。
下記の記事でウェビナーについて詳しく解説しています。
・ウェビナーとは?年間100件以上開催したプロが基礎を徹底解説!
【2】ウェビナーツールを導入するメリット
ウェビナーを開催するために、ツールを活用すると3つのメリットが得られます。
1.参加者とコミュニケーションが取りやすくなる
ウェビナーツールを活用すれば、主催者と参加者がコミュニケーションを取りやすくなります。なぜならチャット機能を活用して不明なところの質問が行えるためです。
オンライン上のコミュニケーションは、大勢の人が一度に話すことはできません。登壇者が一方的に話しがりにもなりますがチャット機能を活用すれば質疑応答がしやすくなります。
また匿名で周囲に知られず主催者に質問できるQ&A機能などを使用することで参加者とコミュニケーションが取りやすくなります。
下記の記事でウェビナーの質疑応答について詳しく解説しています。
・ウェビナーの質疑応答をスムーズに進められる!質疑応答の種類から、コツまで大公開!
2.開催後に分析することができる
ツールにはアンケート機能やデータ分析機能が搭載されています。データ分析機では、ウェビナーの視聴者数やリアクションなどの分析が行え、どのような内容が高く評価されるのか検証できます。
データ分析の結果を把握してPDCAサイクルを回していけば、参加者に満足してもらえるウェビナーを開催していくことが可能です。どのような指標で効果を測定していかべ良いかは、下記の記事で詳しく説明しているため参考にしてみてください。
下記の記事でウェビナーのアンケートについて詳しく解説しています。
・【無料テンプレ付き】ウェビナーでのアンケート項目例とサンプル・回答率アップのコツを解説!
下記の記事でウェビナーの分析方法について詳しく解説しています。
・ウェビナーで分析すべき8つの指標!その理由と改善策も解説!
3.参加者を増やすことができる
参加者はインターネット接続されたPCやスマホでイベントに気軽に参加できます。
どのようなツールを活用するかで変わりますが、ZOOMであれば最大10,000人参加することが可能です。
このようにオフラインセミナーでは実現できない人数を収容できることがツールの魅力です。また営業エリアを問わずに集客できることもツールの魅力となっています。
【3】自社に最適なウェビナーツールの選び方
ウェビナーツールには、さまざまなツールがありますが、自社に見合うものをどのように選べばよいのでしょうか?ここでは、自社に最適なツールの選び方をご紹介します。
1.タイプ
ツールのタイプは3つに分けられます。
・ライブ配信に特化したツール
参加者が楽しめたり、発言できたりする機能が搭載されている
・オンデマンド配信に特化したツール
会員限定の動画配信サイトを作ることができる
・業務効率化に特化したツール
セミナー集客や開催、アフターフォローの業務を効率化できる
そのため、どのようなウェビナーを開催したいかを踏まえた上で目的に見合うものを選びましょう。
2.料金体系
ツールを選ぶときは、自社の予算に見合ったものを選びましょう。
また、ツールには「月額固定制」と「従量課金制」の2つの料金体系があります。
ウェビナーの開催頻度が高い場合は、どれだけ使用しても料金が一律である月額固定制がおすすめです。その一方で開催頻度が低い場合は、使用頻度に応じて料金が変動する従量課金制がおすすめです。
費用対効果を感じるためにも、自社に見合った料金体系を選ぶようにしましょう。
3.最大参加人数
ツールを選ぶときは、どれぐらいの規模のウェビナーを開催予定なのかを決めて、見合うものを選ぶようにしましょう。なぜならツールによって最大参加人数が変動するためです。
また、少人数向けのウェビナー開催を得意としているツールもあれば、大人数向けのウェビナー開催を得意としているうツールもあります。そのため、開催予定のウェビナーの規模にあったツールを選ぶようにしましょう。
4.機能性
ツールによって、搭載されている機能が異なります。ウェビナーツールの機能には、以下のようなものがあります。
・ウェビナーの主要の機能
配信・録画 |
ウェビナーの配信・録画を行う |
画面共有 |
主催者が持つ資料を参加者に共有する |
チャット・コメント |
参加者が主催者に質問したいときに使う |
参加者の管理 |
参加者の予約、出欠を把握できる |
アンケート |
ウェビナー開催後のアンケートを実施する |
音声翻訳機能 |
ウェビナーの音声を翻訳する |
決済機能 |
ウェビナー参加費用の決済が行える |
集客サイトの作成 |
ウェビナー開催の予約ページが作成できる |
メール送信 |
ウェビナー開催のお知らせや参加に対するお礼のメールが送れる |
SNSとの連携 |
SNSでウェビナー予約ができるようにする |
データ分析 |
参加人数や反応を把握できる |
5.サポート体制
ツールを活用すると「配信中に映像や音声が途切れてしまう…」「どのようにツールを活用すれば良いかわからない…」などと悩みが出てきます。このような悩みが出たときに、サポートしてくれるかサポート体制をチェックしておきましょう。
海外のウェビナーツールを使用する場合は、導入後に後悔しないためにも、日本語でサポートしてもらえるか確かめておくことをおすすめします。
またベンダーの中にはウェビナー運営の支援までしてくれるところもあります。そのため、プロからノウハウを学びたい方はカスタマーサクセス支援をしてもらえるところのツールを利用しましょう。
6.他のツールとの連携性
ツールを選ぶときは、他のツールやSNSと連携できるものを選ぶようにしましょう。
例えばSNSと連携して、ウェビナー参加申し込みを一元管理できると運営が楽になります。
またMAツールと連携すれば、参加のお知らせ、開催後のフォローアップがしやすくなります。そのため、普段使用しているツールやSNSと連携できるものを選びましょう。
【4】ウェビナーツールの一覧表
さまざまなツールが販売されていますが、一覧表にすると以下の通りになります。
タイプ |
ツール名 |
特徴 |
ライブ配信に特化 |
オンプレミス型運用ができる |
|
クリアな音質で聞きとりやすく音が途切れない |
||
参加者を飽きさせない演出機能が搭載された |
||
操作性が優れているツール |
||
オンデマンド配信に特化 |
オンデマンド配信ができて、視聴者から質問されたらリアルタイムで回答できる |
|
会員限定の動画配信サイトが作れる |
||
業務効率化が得意 |
少人数向けのウェビナーを円滑に運営するための |
|
カスタマーサクセス支援が充実している |
||
機能が豊富なオールインワンパッケージが魅力 |
||
ウェビナーの配信画面、パネル、メールなどのデザインを工夫できる |
||
大規模開催が得意 |
通信接続が安定しており、高画質・高音声で配信ができる |
|
セミナー撮影会場の貸し出しなど、カスタマーサクセス支援をしている |
||
リアルタイム翻訳機能が搭載されている |
||
リアルタイム配信を得意としている |
||
完全無料で利用可能 |
制限時間内(1時間)であれば、全ての機能を利用できる |
|
機能制限内であれば、完全無料で利用できる リーズナブルなプランが魅力 |
||
完全無料でありながらデータ分析ができる |
【5】ライブ配信に特化したおすすめのウェビナーツール4選
ライブ配信に特化したツールを活用すれば映像や音が途切れにくくなります。またチャット機能やリアクション機能など、参加者が一丸となれるイベントが開催しやすくなります。ライブ配信に特化したおすすめのウェビナーツールは以下の通りです。
1.LiveOn
出典元:『LiveOn』
LiveOnはオンプレミス型運用ができるWeb会議ツールでシェアNo.1を獲得しているツールです。AES暗号化や国内サーバー運用など強固なセキュリティでハッキング被害を防止します。
オンプレミス型とSaaS型があり、オンプレミス型を選択すればお客様の要望に合わせて自由にカスタマイズすることができます。このような魅力により、7,400社以上(※2020年6月時点)に導入されているツールです。そのためオンプレミス型を希望しており、機能をカスタマイズしたいという方におすすめのツールです。
料金体系 |
オンプレミス ・サーバーソフト:1,100,000円(税込) ・クライアントソフトライセンス:85,800円(税込) ・年間利用料:ソフトウェアの合計25%
SaaS クライアントソフトライセンス:85,800円(税込) 月額利用料:3,300円(税込) |
最大参加人数 |
20人 ※20人以上はオプション購入が必要 |
機能 |
資料共有、ホワイトボード、アプリケーション共有、デスクトップ共有、メディア再生、録音・録画、招待機能、マジックビュー、ファイル送信、テキストボックス、メッセージ送信、アンケート、グルーピング、ネットワークカメラ対応、ハード型テレビ会議接続対応、プレゼンス機能、多人数モード、フルHD画質対応、コール機能 |
2.FreshVoice
出典元:『FreshVoice』
FreshVoiceはセキュアで音質が良いWeb会議を開催できるツールです。ハッキングによる覗き見や乗っ取りなどの被害に遭っていない堅牢なセキュリティが魅力となっています。
クラウド型とオンプレミス型を提供しています。オンプレミス型は他サービスでは提供されていないことが多いため、セキュリティ強化におすすめです。
クリアな音質で聞きとりやすく、音が途切れることもありません。同時に発音しても聞き取れることが最大の魅力となっています。そのため、双方向コミュニケーションをオンライン上で楽しみたい方におすすめのツールです。
料金体系 |
初期費用:110,000円(税込) 月額費用:要お問い合わせ ※従量課金プランと定額プランがある |
最大参加人数 |
250人 |
250人 |
Web会議、画面共有、録音・録画、セキュリティ |
3.MICE online
出典元:『MICE online』
MICE onlineは、ソフトバンクが提供しており演出機能と視聴分析機能を備えたウェビナーツールです。
参加者を飽きさせない演出機能(テロップ挿入、ピクチャーインピクチャー、リアクション、ポップアップアンケート)が搭載されているため、参加者が楽しみながら動画を視聴できます。
また、分析機能では視聴時間、リアクション数、アンケート回答結果から顧客の興味・関心度の高い人は誰かスコアリング化できます。
スコアが高い人を営業にパスすれば、商談化・契約化が実現しやすいです。そのため参加者の見込み度を測定したい方におすすめのツールとなっています。
料金体系 |
要お問い合わせ ※従量課金型と定額課金額がある |
最大参加人数 |
要お問い合わせ |
機能 |
ライブ配信、オンデマンド配信、疑似ライブ配信、視聴者とのコミュニケーション、視聴データ収集、参加者管理、アクセス管理、演出機能 |
4.EventBASE
出典元:『EventBASE』
EventBASEは、登壇者と参加者の誰もが簡単に操作できるように作られたウェビナーツールです。
リアルタイム配信とオンデマンド配信の両方に対応していて、告知とお問い合わせボタン設置をしておくことで、参加者からのアクションが得られます。
とくにオンデマンド配信の公開が簡単で、運営者は動画をアップするだけで済みます。
そして、視聴者は観たい動画を予約して視聴するだけです。ウェビナー開催でどれだけリードが獲得できたのか、どれぐらいの時間、動画が視聴されたのか確認することができるため改善がしやすいです。そのため、とくに操作性を重視したい方におすすめのツールとなっています。
料金体系 |
要お問い合わせ |
最大参加人数 |
要お問い合わせ |
機能 |
告知ページの作成、登録フォームの作成、チャット機能、複数同時配信、アンケート機能、レポート分析機能、メール配信機能、メルマガ配信機能、ハイブリッド開催機能 |
【6】オンデマンド配信に特化したおすすめのウェビナーツール2選
オンデマンド配信に特化したウェビナーツールを活用すれば会員限定の動画配信サイトを運営できて、見込み顧客の情報が獲得できます。そのためリードを獲得したいという方におすすめです。ここでは、とくにおすすめのウェビナーツールをご紹介します。
1.ネクプロ
出典元:『ネクプロ』
ネクプロはオンデマンド配信型のウェビナーを開催できるツールです。動画をセットして、動画配信日時を指定するだけで、オンデマンド配信型ウェビナーを開催できます。ウェビナーが視聴されており、質問が投げられたときは、リアルタイムでの応答が可能です。
動画視聴者の行動が分析できて視聴履歴、ウェビナー参加状況、離脱率などをもとに、どのようなウェビナーを開催していけばいいか考えていけます。また、視聴されなくなった動画はホームページに張り付けたりして再利用することも可能です。そのため、オンデマンド配信型ウェビナーに興味がある方におすすめのツールとなっています。
料金体系 |
・ライト 初期費用:0円 月額費用:5,500円(税込) ・スタンダード 初期費用:98,000円(税込) 月額費用:48,000円(税込) ・プレミアム 初期費用:298,000円(税込) 月額費用:98,000円(税込) ・エンタープライズ 初期費用:要お問い合わせ 月額費用:要お問い合わせ |
最大参加人数 |
2000人 |
機能 |
ライブ配信、動画録画、ライブ投票、決済、QRコード受付、資料ダウンロード、視聴制限、アンケート、データ分析 |
2.J-Stream Equipmedia
出典元:『J-Stream Equipmedia』
J-Stream Equipmediaは、オンデンマンド動画向けのツールです。動画を編集してアップロードするだけで、会員限定のオンデマンド動画サイトを作ることができます。会員限定の動画サイトを運営していけば、会員を集めることができます。
セキュアな認証ポータルサイトを作れるため、情報漏洩の心配もありません。どの動画がどれだけ視聴されているのか、ポータルサイトの分析ができます。そのため、オンデマンド動画サイトを作りたいと考えている方におすすめのツールです。
料金体系 |
初期費用55,000円 月額料金 Startup:55,000円(税込) Business:120,000円(税込) Expert:198,000円(税込)
初期費用:110,000円(税込) 月額料金 Enterprise:242,000円(税込) Unlimited Live:275,000円(税込) ※流量費用が別途かかる |
最大参加人数 |
無制限 |
機能 |
ライブ配信、コンテンツ内製支援、ポータル機能、セキュアな配信、動画視聴解析、API、管理グループ、マルチデバイス対応、多機能プレイヤー、掲載サイト別プレイヤー設定管理、CDN |
【7】業務効率化におすすめのウェビナーツール4選
業務効率化を得意とするウェビナーツールを使用すると、ウェビナー集客、開催、アフターフォローまでの業務を効率化できます。ここでは、特におすすめのツールをご紹介します。
1.Bizibl
出典元:『Bizibl』
Bizbleはウェビナー開催業務を効率化できるツールです。
ウェビナー開催の告知ページの作成やDM送信、申し込みリストの管理や、開催URLの送信、アンケート回収などあらゆる業務をワンストップにできます。ウェビナー開催時にもライブチャットやグループトークなど役立つ機能があるため、円滑に運営ができます。
またデータ分析もできて、どのような流入経路で参加した人なのかなど把握できて、マーケティングに活かすことが可能です。ブラウザ上でサービスを利用できるため、アプリをダウンロードする必要がありません。
ブラウザ上でサクサクと動きます。しかし、少人数向けのツールとなっており、50名~240名しか招待できません。そのため少人数向けのウェビナーを開催する予定で業務効率化を目指したい方におすすめのツールです。
料金体系 |
要お問い合わせ |
最大参加人数 |
240人 |
機能 |
告知ページ作成、申し込みフォーム作成、ライブウェビナー、自動ウェビナー、グループトーク、ライブチャット、画面共有、レコメント、メッセージ送信、アンケート回収、データ分析、見逃し配信の案内 |
2.Cocripo
出典元:『Cocripo』
Cocripoは、ウェビナーの集客や開催を簡略化できるツールです。例えば集客のための専用サイトを作りたいときは、タイトルや概要、画像を投稿するだけで専用サイトが作成できます。システムに不慣れな方でも、集客から開催、お礼のフォローができることが魅力です。
もし操作に悩んだときは定期的に開催されている説明会に参加すれば操作方法が学べます。
初月無料で試せるため、ツールがどのようなものか試してみたいという方におすすめのツールです。
料金体系 |
ビジネス:33,000円(税込)~ エンタープライズ:77,000円(税込)~ ※月間利用可能時間を超えたら、追加費用がかかる仕組み |
最大参加人数 |
ビジネス:100人 エンタープライズ:300人 |
機能 |
動画配信、PDF配信/画面共有、チャット、参加者音声発言/アンケート、共同主催者、録画、参加者情報の追加取得機能、管理機能、集客機能、データダウンロード、オンデマンド配信、資料事前配布、視聴閲覧分析 |
3.eventory
出典元:『Eventory』
Eventoryはイベントに必要な機能がオールインワンになっているツールです。世界で750社に導入されていますイベントページの作成から動画配信、個別商談、ウェビナー参加者へのお礼のメールの送信、データ分析など、機能が充実しています。
全ての機能を追加費用無しで利用できることが魅力です。また、初期費用も0円でイベント開催する度に従量課金で料金が請求されることもありません。そのためパッケージ製品をお探しの方におすすめのツールです。
料金体系 |
要お問い合わせ |
最大参加人数 |
100人 |
機能 |
イベントページ作成、行動データ取得・分析、協賛企業展示ブース、有料・無料チケット発券、完全独自配信、参加者同士のオンライン商談、メール配信、イベントプライバシー設定、ラブコミュイケーション、流入データ、複数言語対応、チケット割引コード、アンケート、チェックイン管理、オンデマンド動画、参加者行動データダウンロード |
4.Adobe Connect for Webinars
出典元:『Adobe Connect for Webinars』
Adobe Connect for Webinarsは、ウェビナーの配信画面のレイアウトにこだわれるツールです。動画配信のレイアウトを自由に変えられて画像、マルチメディア、インタラクティブコース、投票、クイズ、チャットなどを設置できます。
また、配信結果をデータで閲覧することが可能です。もちろん、HTMLメールの作成で開催のお知らせを送ることもできます。そのため、ウェビナーレイアウトにこだわりたい方におすすめのツールとなっています。
料金体系 |
Standard:約28,000円 Premium:約43,000円 Enterprise:約58,000円 ※1年分の料金 |
最大参加人数 |
100人 |
機能 |
動画配信、動画録画、レイアウト変更、ポット、エンゲージメントダッシュボード |
【8】大規模開催におすすめのウェビナーツール4選
全国から人を集めて大規模なウェビナーを開催したい場合は、大規模開催向けのウェビナーツールを利用しましょう。ここでは、特におすすめのツールをご紹介します。
1.Zoom
引用:『Zoom』
Zoomはシェア率No.1を誇るWeb会議ツールで、ウェビナーでも活用できます。通信接続が安定しており、高画質・高音声で配信ができます。また、画面共有や動画・音声ファイルの共有ができる機能も豊富です。有料プランに登録する必要はありますが、最大10,000人まで招待できます。また、さまざまなアドオンが用意されており、リアルタイム翻訳、データ分析も可能です。
シェア率No.1を誇るWeb会議ツールのため、多くの方が愛用して操作に慣れているツールを求めている方におすすめのツールです。
料金体系 |
ベーシック:0円 プロ:2,125円(税込) ビジネス:2,700円(税込) ビジネスプラス:3,125円(税込) エンタープライズ:お問い合わせ |
最大参加人数 |
ベーシック:100名 プロ:100名 ビジネス:300名 ビジネスプラス:300名 エンタープライズ:1,000名 |
機能 |
ミーティング、ホワイトボード、チームチャット、メール&カレンダー、Notes、AI Companion、クラウドストレージ、推奨アプリ、クラウドストレージ、推奨アプリ、追加、電話、音声翻訳、ルームウェビナー、ワースペース予約 |
2.V-CUBE セミナー
出典元:『V-CUBE セミナー』
V-CUBEセミナーは、26,000人まで同時接続ができ大人数への配信を得意としているツールです。アプリダウンロードが不要でお使いのブラウザからすぐ接続でき、サーバーを冗長化構成することで、安定した配信ができるようになっています。
また、ウェビナーを開始したいけれど、どのように取り組めば良いかわからないという方向けにサポートをしてることが魅力です。必要に応じて、セミナー会場を借りることができます。そのため、大規模のウェビナーに挑戦してみたいという方におすすめのツールです。
料金体系 |
要お問い合わせ 参考価格:35万円~ |
最大参加人数 |
26,000人 |
機能 |
ライブ配信、チャット、資料共有、アンケート、パスワード設定、視聴ログ分析、追っかけ再生 |
3.Cisco Webex Events
出典元:『Cisco Webex Events』
Cisco Webex Eventsは100,000人の参加者を呼べる大規模向けのツールです。大きな特徴は、双方向に対話ができるWebinarモードと、主催者側のみが話せるWebcast modeの2種類のモードが搭載されていることです。
高解像度ビデオとアクティブスピーカーが搭載されており、クリアな映像と音声で聞き取りやすいウェビナーを開催できます。また、参加者を飽きさせないリアルタイム投票機能やQ&A機能が搭載されています。
リアルタイム自動翻訳機能も搭載されており、ウェビナー内容を多言語に翻訳することも可能です。そのため、海外の企業を招いてウェビナーをしたいとお考えの方におすすめのツールです。
料金体系 |
要お問い合わせ |
最大参加人数 |
10万人 |
機能 |
ビデオ、スピーカー、練習セッション、バーチャル背景、背景ぼかし、マルチメディアコンテンツ、オーディオ、チャット、モニタリング、エンゲージメント分析、カスタマイズ |
4.Smart vLive
引用:『SmartvLive』
SmartvLiveは、NTTCommunicationsとDocomoが共同開発・提供しているライブ配信ツールです。
大規模なイベントを開催しても低遅延しないことが魅力となっています。また、複数のカメラアングルの映像を同期した配信を可能とし、新たな映像体験を提供できます。
メイン会場とサテライト会場をつなぎ双方向性のある視聴体験ができるため、ライブ配信やクイズ番組、オークションなどに使われることが多いです。そのためリアルタイム性を求めたい方におすすめのツールです。
料金体系 |
初期費用:55,000円(税込) スタンダード:55,000円(税込) プロフェッショナル:110,000円(税込) プレミアム:176,000円(税込) ※同時視聴端末数による従量料金が加算される |
最大参加人数 |
制限なし ※1万人規模の同時視聴実績を保有 |
機能 |
ライブ配信、追いかけ再生、ライブ録画、入力バッグアップ、CMS、インジェスト元IP制限 |
【9】無料で利用可能なおすすめのウェビナーツール3選
ウェビナーツールにお金をかけたくない方は無料で利用できるツールを活用しましょう。ここでは、特におすすめのツールをご紹介します。
1.Google Meet
引用:『Google Meet』
Google MeetはGoogle社が提供しているWeb会議ツールです。
大きな魅力はGoogleアカウントを保有していれば、誰でも気軽に利用できることです。最大1時間であれば、完全無料で全ての機能を利用できます。
またBusiness Starter プランにアップグレードも、680円/月額と安いです。Web会議ツールとして必要な機能しか搭載されていませんが、なるべくコストを抑えて開催したいという方は満足できるでしょう。
料金体系 |
Business Starter:748円(税込) Business Standard:1,496円(税込) Business Plus:2,244円(税込) Enterpris:要お問い合わせ |
最大参加人数 |
Business Starter:100人 Business Standard:150人 Business Plus:500人 Enterprise:1,000人 |
機能 |
ビデオ通話、チャット機能、画面共有、会議の録音、保存 |
2.Microsoft Teams
出典元:『Microsoft Teams』
Microsoft Teamsは、Microsoftが提供しているWeb会議ツールです。
Microsoft 365アプリケーションの一部です。Microsoft Teamsの無料プランでもウェビナーを開催することができることが魅力です。
無料プランの場合の制限時間は1時間/回、最大参加人数は100名と制限を受けることになります。また、動画の録画はできませんがセキュリティ面が担保されています。
コストをかけずにウェビナーを開催することができるため、無料ツールを探している方におすすめです。
料金体系 |
Microsoft Teams 無料プラン:0円 Microsoft 365 Business Basic:825円(税込) |
最大参加人数 |
Microsoft Teams 無料プラン:100人 Microsoft 365 Business Basic:300人 |
機能 |
ビデオ通話、チャット機能、画面共有、会議の録音、保存 |
3.Youtube Live
出典元:『Youtube Live』
YouTube LiveはGoogle社が運営している動画投稿サイトです。YouTubeからパートナーとして承認してもらう必要がありますが、完全無料で利用できて、ライブ配信ができます。
スーパーチャットという機能が搭載されており、視聴者が配信者に「有益な情報をありがとう」という意味を込めて投げ銭することも可能です。
そのため、ライブ配信で収益化することができます。ゲストをお招きして、視聴者に投げ銭をしてもらうというセミナーを考えている方におすすめです。
料金体系 |
完全無料 |
最大参加人数 |
制限なし |
機能 |
動画配信、リアクション、データ分析 |
【10】ウェビナーツールの活用事例
ウェビナーツール活用事例を見ておけば、どのようにツールを活用すればいいか理解できます。今回は活用事例をご紹介します。
1.撮影スタジオを活用した共催ウェビナー事例
マイナビTECH+は会員登録10万人を突破した記念にWebセミナー「JumpOver(ジャンプオーバー)」を開催しました。
JumpOver(ジャンプオーバー)とは各業界で活躍してきた方々に、どのように壁を乗り越えてきたのか、考え方やメンタルの保ち方、この先を見据えたビジョンを話してもらうセミナーです。
同セミナーには、元サッカー日本代表選手の槙野智章氏、元北海道日本ハムファイターズ選手の杉谷拳士氏をお招きしました。
活躍する2人が持っていたマインドセットが聞けるセミナーを開催するためV-CUBEの撮影スタジオを借り、ウェビナー配信に必要な会場、マイク、カメラ、音響を使用することで、クオリティの高いウェビナーを配信することができました。
著名人などをお招きするセミナーでは、撮影スタジオを活用することをおすすめします。
JumpOver(ジャンプオーバー)の詳細情報を知りたい方は、下記よりご覧いただけます。
関連記事:『槙野智章氏×杉谷拳士氏が初の対談! 「挑戦を楽しむ」ために必要なこととは?』
2.録画配信機能で見込み客の成功したウェビナー事例
株式会社SATORIは、国産マーケティングオートメーションツールを提供している会社です。
コロナ禍をきっかけにウェビナーを開催するようになりましたが、ライブ型配信の運営に工数がかかっていたことを課題に感じていました。そこで、ネクプロを導入してオンデマンド配信型ウェビナーに切り替えることに決めました。
動画を撮影して流すスタイルにすることで、ウェビナーの運営工数を80%削減し、ウェビナーの開催数が月7~8回に増え、ビジネス機会の損失を防ぐことに成功しています。
株式会社SATORIのウェビナーツールの活用事例を詳しく知りたい方は下記よりご覧いただけます。
関連記事:『疑似ライブ配信でウェビナーを効率化 ネクプロ× 「SATORI」で見込み顧客を育成』
【補足】ウェビナー支援サービスという選択肢も!
ウェビナーツールを導入すれば、ウェビナーが開催できるわけではありません。企画立案や準備、開催方法がわからなければ、ウェビナーは失敗に終わってしまいます。
参照元:【調査レポート】IT・製造業のマーケター300名に聞いた!ウェビナー施策の課題と重要点!
マイナビTECH+がIT・製造業のマーケター300名に行った独自調査では、ウェビナー施策において課題を感じている企業が7割以上いて、以下のような悩みを抱えていることが判明しました。
Q.ウェビナーにどのような課題を感じていますか?
- 自社でウェビナーを開催するノウハウがない:37%
- 自社のみで参加者の集客をすることができない:30%
- 自社のリソースが足りない:26%
- 自社で会場を用意することができない:1%
- その他:5%
ウェビナーの課題を感じている場合は、ウェビナー支援会社に相談すれば、プロが支援してくれます。
これまでの成功事例をもとにアドバイスしてくれるため自社にウェビナーのノウハウがない場合は、ウェビナー支援会社に相談をしてみましょう。
ウェビナー支援をしているマイナビTECH+は、ノウハウがない方向けに「ウェビナー集客方法」「ウェビナー開催方法」をまとめました。そのため、ウェビナーに課題を抱えている方は、下記の記事を読んでみてください。
下記の記事でウェビナーの集客について詳しく解説しています。
・ウェビナーの集客方法20選!集客力を高めるコツも徹底解説!
下記の記事でウェビナーの開催方法について詳しく解説しています。
・【無料テンプレ付き】ウェビナーの開催方法!具体的な手順とポイントを解説!
まとめ
数多くのウェビナーツールが登場しているため、自社に見合ったものを選ぶようにしましょう。ツールを選ぶときは「タイプ」「料金体系」「最大参加人数」「機能」「サポート体制」「連携性」です。この記事では、おすすめのウェビナーツールをご紹介しました。比較表を見ながら、ぜひ、自社に見合ったツールを導入してみてください。
また、ウェビナーを開催するためにはノウハウや集客力が必要です。もし、この記事を読んでいる方でノウハウや集客に不安を感じている方は、支援会社に相談することをおすすめします。
マイナビTECHは、年間100件以上のウェビナーを開催しているウェビナー支援会社です。マイナビメディアを使って、ウェビナー参加者を集客することも可能です。そのため、ウェビナー開催にお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
【TECH+マーケティング責任者】武本 大平
2021年からTECH+ のマーケティング部門立ち上げを推進。現在はTECH+マーケティング担当として、 各プロダクトの販促や各種マーケティングアクティビティの立案・実行を担当。マーケティング実務検定3級、SEO検定1級、ネットマーケティング検定を保有。