【2024年最新版】SaaS企業におすすめの広告7選!質の高いリードを獲得できる媒体を紹介!
マーケティング
【TECH+マーケティング責任者】武本 大平 [2023.02.10]
目次
- 【1】[はじめに]SaaS企業向け広告の種類の一覧表
- 【2】SaaS企業におすすめの広告媒体7選
- 1.TECH+
- 2.ITmedia
- 3.IT Leaders
- 4.CNET Japan/ZDnet Japan
- 5.ビジネス+IT
- 6.日経×TECH
- 7.ITreview
- 【3】SaaS企業向け広告が効果的な理由
- 1.SaaS製品の知名度を上げられる
- 2.信頼を獲得しやすい
- 3.受注確度の高い見込み顧客が獲得できる
- 4.自社のブランディングができる
- 【4】SaaS企業向け広告を活用した成功事例
- 【5】SaaS企業向け広告に関するよくある質問
- Q.どのようなタイアップ記事を作成すべきですか?
- Q.広告掲載までのスケジュールを教えてもらえますか?
- Q.広告結果をレポート報告してもらえますか?
- 【6】まとめ
【1】[はじめに]SaaS企業向け広告の種類の一覧表
SaaS企業が利用できる広告の種類は以下の通りです。
オフライン広告 |
マスメディア広告 |
TVやラジオに出稿すれば企業イメージが上がる |
屋外広告 |
通行人に反復訴求ができる |
|
交通広告(※) |
通勤時間や移動時間に訴求できる |
|
展示会(※) |
優良顧客となり得る人との出会いが得られる |
|
ダイレクトメール |
大切な顧客に特別感を演出してアプローチできる |
|
オンライン広告(※) |
リスティング広告(※) |
顕在顧客にアプローチできる |
ディスプレイ広告(※) |
潜在顧客にアプローチできる |
|
リターゲティング広告 |
サイト離脱したユーザーを追跡できる |
|
SNS広告 |
情報拡散してもらえる |
|
タイアップ記事広告(※) |
第三者のメディアに取材してもらえるため信頼されやすい |
|
純広告(※) |
多くのPVを誇る媒体を選定すれば認知度拡大が狙える |
|
ウェビナー(※) |
オンライン上で幅広い相手にアプローチできる |
補足事項:※をクリックすると広告に関する詳細情報が閲覧できます。
サービスの存在を知らなかったり、検討・比較の段階でない潜在層の顧客にアプローチするためには、自社サービスを知ってもらわなければ意味がありません。
リスティング広告やディスプレイ広告に出稿しても、会社やサービスの知名度が低ければ信用されにくいでしょう。このような場合は、第三者のメディアの純広告やタイアップ記事広告を利用すると高い効果を発揮します。
下記の記事でSaaSについて詳しく解説しています。
・SaaSとは?メリット・デメリットからDX推進のためのサービスまで紹介!
【2】SaaS企業におすすめの広告媒体7選
会社やサービスの知名度の低さと悩んだ場合は、純広告やタイアップ記事広告を利用すると効果が見込めます。その理由は、知名度を誇るメディアに自社サービスを紹介してもらえば、信用されやすく情報拡散も見込めるためです。
第三者メディアに自社サービスを紹介してもらう場合は、ターゲットが愛読している媒体を選ぶことが大切です。SaaS企業におすすめの媒体には、どのようなものがあるのでしょうか?ここでは、SaaS企業におすすめの広告媒体をご紹介します。
1.TECH+
出典元:『TECH+ 公式サイト』
TECH+は最新のITニュースをはじめ、セミナー情報や新製品情報を総合的に配信しているビジネス情報メディアです。
株式会社マイナビが運営しており、取材力が活きた情報が提供されています。月900本のITニュースを配信、月間ページビュー510万PVです。ビジネス意欲の高いビジネスパーソンが愛読しているため、決裁権を持っている方にアプローチできます。
それだけでなく、セミナー情報や新製品情報を取り扱っているため、潜在層にも顕在層にもアプローチできることが大きな魅力です。そのため、潜在層や顕在層を問わずに見込み顧客にアプローチしたいという方におすすめの媒体です。確実な結果を求めている方は、実績のある大手企業への出稿をオススメします。
媒体名 |
TECH+ |
サービスURL |
|
月間ページビュー |
510万PV |
月間ユニークユーザー数 |
320万UU |
料金体系 |
バナー広告:万円/週間 タイアップ記事広告:万円/週間 |
2.ITmedia
出典元:『ITmedia 公式サイト』
ITmediaとはソフトバンクグループ傘下のアイティメディア株式会社が運営しているITニュースサイトです。月間4,900本にITニュースを配信する国内最大級のインターネット専業メディアであり、1ヵ月のページビューは4.5億PV、ユニークブラウザは5,200万UBです。
ITニュースサイトとして20年以上の歴史を持つメディアで、数少ない東証プライム上場企業が運営しているため信頼性が高いです。また、タイアップ記事の取材・編集はメディア編集部が対応してくれるため、読者ニーズを満たした原稿を提案してくれます。記事公開後は、出稿した広告のPV数やUB数、滞在時間など効果検証まで行ってくれます。
富士通株式会社や富士フィルムなど数多くのIT企業が広告出稿しており、実績を豊富に持っていることも強みです。そのため、信頼性の高いITニュースサイトに情報配信したいという方におすすめのメディアです。
媒体名 |
ITメディア |
サービスURL |
|
月間ページビュー |
4.5億PV |
月間ユニークユーザー数 |
5,200万UB |
料金体系 |
要お問い合わせ |
3.IT Leaders
出典元:『IT Leaders公式サイト』
IT Leadersは情報技術分野に関するコンテンツ事業を展開する株式会社インプレスが運営するITメディアです。
CIO(情報システム担当役員)などリーダーをメインターゲットにしており、企業のIT導入、IT運用に関する課題を解決する方法を発信しています。
また、IT業界の動向を追うだけでなく、CIOにフォーカスしたコンテンツを配信。IT Leadersの読者の60%が主任・係長以上のITリーダーです。月間PV数は45万と少なめですが、他の媒体よりも広告費用が安くなっています。
そのため、SaaS企業向けの広告をリーズナブルな価格で利用したいという方におすすめの媒体となっています。
媒体名 |
IT Leaders |
サービスURL |
https://ad.impress.co.jp/adguide/business/itleaders.html
|
月間ページビュー |
45万6,783PV(※2022年10月時点) |
月間ユニークユーザー数 |
15万5,885UU(※2022年10月時点) |
料金体系 |
バナー広告:50,000円~ タイアップ記事広告:900,000円/4週間~ |
4.CNET Japan/ZDnet Japan
出典元:『CNET Japan/ZDnet Japan 公式サイト』
CNET Japan/ZDnet JapanはCIOの課題を解決するためのオウンドメディアです。ITを活用した課題解決や価値創造のヒントを提供しています。
CNET/ZDNetはアメリカ合衆国のニュースサイトですが、日本版CNET/ZDNetは朝日新聞社子会社の朝日インタラクティブが運営しているため信頼性が高いです。
タイアップ記事広告では、朝日インタラクティブの編集部が、お客様の要望に基づいて記事広告を制作してくれて記事の差別化なども考案してくれることが大きな特徴となっています。
「成功事例」「製品レビュー」「漫画タイアップ」「有識者対談」など、さまざまな原稿を提案してくれます。また、ホワイトペーパーを組み合わせれば見込み顧客を獲得することも可能です。そのため、タイアップ記事広告の原稿にこだわりたい方におすすめの広告媒体です。
媒体名 |
CNET Japan/ZDnet Japan |
サービスURL |
|
月間ページビュー |
約580万PV |
月間ユニークユーザー数 |
約130万UU |
料金体系 |
バナー広告:30万円/2週間~ タイアップ記事広告:150万円/4週間~ |
5.ビジネス+IT
出典元:『ビジネス+IT 公式サイト』
ビジネス+ITは””IT×経営でビジネスの課題を解決する””をテーマで、ソフトバンクグループのSBクリエイティブ株式会社が運営しているオウンドメディアです。
同社のサービスの大きな特徴は、リサーチやアポ商談などの付随業務をお任せできることです。タイアップ記事広告を掲載するだけでなく、リード数にコミットすることを重要視してアンケートを設けていします。
アンケート結果をセールスリードとして提供してくれるため、自社サービスの見込顧客の獲得に向けて伴走してくれる会社に相談したいという方におすすめの媒体です。
媒体名 |
ビジネス+IT |
サービスURL |
https://www.sbbit.jp/document/14250?previewpass=zijh4vxau3i4 |
月間ページビュー |
400万PV |
月間ユニークユーザー数 |
220万UU |
料金体系 |
バナー広告:30万円/4週間~ タイアップ記事広告:100万円/8週間~ |
6.日経×TECH
出典元:『日経×TECH 公式サイト』
日経×TECHはIT、自動車、電子、機械、建築、土木など産業分野のリーダーに向けた情報を提供しており、株式会社日本経済新聞社の子会社の株式会社日経BPが運営しているITニュースサイトです。
日経×TECHの読者の約60%が係長・主任クラスとなっており、専門技術分野に携わるキーパーソンに幅広くリーチできます。
出版会社の編集部がディレクション、企画を提案してくれ、サービスを魅力的に見せてくれます。タイアップ記事のパッケージプラン料金は高めですが、ブランディングを図りたい方におすすめの広告媒体です。
媒体名 |
日経×TECH |
サービスURL |
|
月間ページビュー |
1,600万PV |
月間ユニークユーザー数 |
4,500万UB |
料金体系 |
バナー広告:300,000円/1週間~ タイアップ記事広告:2,000,000円/4週間~ |
7.ITreview
出典元:『ITreview 公式サイト』
ITreviewは導入を検討しているクラウドサービスを簡単に比較できるレビュープラットフォームです。クラウドサービス選定や購買の透明性を高める取り組みをしているアイティクラウド株式会社が運営しています。
クラウドサービスを比較・検討している顧客が閲覧しているため、顕在層にアプローチができます。
有償プランの広告を使用すれば、カスタマサポートが支援してくれてレビュー収集の支援をしてもらえるため安心して運営していけるでしょう。口コミマーケティングをしたい方におすすめの広告媒体です。
媒体名 |
ITreview |
サービスURL |
|
月間ページビュー |
150万PV |
月間ユニークユーザー数 |
- |
料金体系 |
有償プラン8万円~ |
【3】SaaS企業向け広告が効果的な理由
SaaS企業におすすめの広告媒体をご紹介しましたが、潜在層向けの訴求に効果を発揮するのは何故なのでしょうか?ここでは、SaaS企業向け広告が潜在層のアプローチに効果を発揮する理由をご紹介します。
1.SaaS製品の知名度を上げられる
多くの読者がいる名の知れたメディアに広告を出稿すれば、メディア読者の目に触れるため認知度を拡大できます。
ITニュースサイトやIT関連メディアを閲覧しているのは、IT企業やIT部門で働いている人が大半です。そのような読者にアプローチできるため、「自社サービスの認知度を上げたい」という要望を叶えられます。
タイアップ記事は豊富な情報量を載せられるため、自社サービスの特徴や強み、操作方法などサービスを深く理解してもらえることでしょう。
2.信頼を獲得しやすい
知名度を誇るITニュースサイトやオウンドメディアにサービス情報を掲載すれば、信頼を獲得しやくなります。
それだけでなく、タイアップ記事広告の場合は、運営会社の制作スタッフがディレクションに入り「企画」「執筆」「デザイン」を担当してくれます。
そのため、第三者視点でサービスをアピールできるようになり、「このメディアで取り上げられるサービスなら効果が見込めるんだろうな」と信頼が獲得しやすくなるのです。
3.受注確度の高い見込み顧客が獲得できる
ITニュースサイトやIT関連オウンドメディアを閲覧している読者は、業界動向や新サービスなどの情報を積極的に収集している方が多いです。そのような読者に対して広告を表示させ、タイアップ記事の内容を読んで興味を持ってもらえれば、受注確度の高い見込み顧客が獲得しやすくなります。
4.自社のブランディングができる
タイアップ記事広告では、各メディアの編集部が「企画」「執筆」「デザイン」を担当してくれます。自社発信ではなく、第三者のメディア発信としてサービスを紹介してもらえます。
原稿も「成功事例」「有識者の対談」「インタビュー記事」など、さまざまなものが選べて有名メディアに掲載されたと述べればブランディング効果が狙えるのです。また、原稿の内容を調整してもらえるため、読者に訴求したい内容を調整できることも魅力となっています。
【4】SaaS企業向け広告を活用した成功事例
株式会社マイナビが運営しているITニュースサイト「TECH+」のタイアップ記事広告を利用された方は以下のような効果を出しています。
10,000名以上の規模の企業様にタイアップ記事広告を利用して頂いています。
法人向けPCベンダー企業 |
|
ソフトウェアベンダー企業 |
|
外資系ITベンダー企業 |
|
「TECH+」の媒体に興味がある方は、下記よりお問い合わせください。
【5】SaaS企業向け広告に関するよくある質問
最後にSaaS企業向け広告に関するよくある質問をご紹介します。
Q.どのようなタイアップ記事を作成すべきですか?
タイアップ記事広告の効果を高めるためには、以下のように記事の切り口を変えることが大切です。
≪タイアップ記事広告の原稿の切り口≫
- インタビュー記事:取材されたサービスだと認知度向上できる
- 対談記事:有識者との対談は企業や製品のブランディング効果が狙える
- 導入事例:課題と解決をイメージしやすく購買検討してもらいやすくなる
- 漫画・イラスト:読者がイメージできないサービスに親しみ感を与える
- レビュー記事:第三者にサービスを利用してもらい操作性や機能性を評価してもらう
- イベントレポート:セミナーの様子を伝えて次回のセミナーに誘導する
- アンケート活用:アンケートを設置することでデータを取得できる
Q.広告掲載までのスケジュールを教えてもらえますか?
タイアップ広告記事は、以下のような流れで広告出稿していきます。
≪スケジュールの例≫
- 5月1日:タイアップ記事広告の申し込み
- 5月15日:タイアップ記事の取材
- 5月16日~6月15日:タイアップ記事の制作・校正
- 6月16日~7月15日:タイアップ記事の掲載
7月25日:タイアップ記事のレポーティング
上記のスケジュールは、サイト運営会社やタイアップ記事広告の形式によって変わりますが、1ヵ月以上は広告出稿の準備期間に充てられると理解しておくようにしましょう。
Q.広告結果をレポート報告してもらえますか?
サイト運営会社によって広告結果のレポート報告の有無は変わる恐れがあります。一般的には、以下の内容が含まれたレポート報告してくれることが多いです。
レポート報告の内容
基本情報 |
|
閲覧企業情報 |
|
閲覧企業名 |
|
【6】まとめ
SaaS企業で企業やサービスの認知度が低くリードが獲得できないと悩んだら、知名度を誇るニュースサイトやオウンドメディアに広告出稿すると良いでしょう。
広告媒体を選ぶ際は、IT製品に強い関心を持っている読者が愛読しているかを基準に選ぶことが大切です。
また、広告で成果を見込むためには、予算との兼ね合いなども必要となるでしょう。この記事では、SaaS企業におすすめの広告媒体をご紹介しました。ぜひ、気になる広告媒体があれば、これを機会に出稿してみてください。
【TECH+マーケティング責任者】武本 大平
2021年からTECH+ のマーケティング部門立ち上げを推進。現在はTECH+マーケティング担当として、 各プロダクトの販促や各種マーケティングアクティビティの立案・実行を担当。マーケティング実務検定3級、SEO検定1級、ネットマーケティング検定を保有。